今朝のワシントン・ポスト紙 Coronavirus Updatesより

１）アメリカではワクチンの供給が潤沢になるにつれて、ワクチン接種を躊躇する人が増え、ワクチン接種作戦の障碍になりつつある。この接種拒否の動きは最早無視できない領域に入っている。共和党支持者の二人に一人、或は選挙でトランプを支持した有権者の４７％が接種を拒否していると言われている。
日曜のNBCニュースで、ファウチ博士は、これらの接種拒否者の数字に当惑しており、更に、トランプ前大統領は、彼の支持者たちに、ワクチン接種を奨励する活動を起こすべきだと語っている。

だが、トランプが奨励しても、余り効果はないとの見方も出ている。接種拒否者の多くは、政治的なアッピールで考えを変える気はないと語っているようだ。
ワクチンに関する誤った情報の拡散の原因はYouTube,twitter,Facebookなどのソーシャル・メッディアにあるとみられている。

この問題については、CDCも独自の調査を行っているようだ。

２）その一方で、ドイツでは、血栓のリスクがあるとして、アストラゼネカ製のワクチン接種を月曜日から中止すると発表し、フランスとイタリアもこれに続いて中止を発表している。アストラゼネカ社は、同社のワクチンが原因で血栓ができることはないと強硬に主張している。

３）アメリカの新型コロナウイルス感染による死者は533,000人に達し、累計感染者数は、29,448,000人を超えている。