今朝のワシントン・ポスト紙 Coronavirus updatesより

１）バイデン大統領が提案し、上院で審議されているコロナウイルス災害救済法案は１兆９千億ドルに上り、過去最大規模の災害救済法案となっている。
民主党は、数百万人の失業者に対する臨時救済措置の期限がきれる３月１４日までに法案を可決させたいと努力している。

２）テキサス州の有力議員たちは、移民たちによるウイルスの持ち込みのリスクを指摘して、バイデン大統領の移民受け入れの方針を非難している。
だが、B1.1.7変異ウイルスをテキサスに持ち込んだのは移民たちではなく、ロンドンから航空機で入国した人たちである。

３）ワクチン接種の比率が上ってきているが、専門家たちからは不安の声も上がっている。多くの人たちが、ワクチン接種したのだから、もう検査の必要はないと思いこんでいて、検査数が大幅に減少しているのだ。だが、専門家たちは、検査の必要がなくなったというのは間違った考えで、まだコロナ禍が終息したわけではないと指摘している。

４）サンディエゴ動物園の４頭のオランウータンと５頭のボノボが、動物用に調整されたワクチンの接種を受けた。

５）フランシス法王が金曜日に、コロナ感染が拡大しているバグダッドを訪問した。これはローマ法王の初めてのイラク訪問となった。

６）ＮYのクオモ知事は、老人ホームにおける死亡者数を少なく報告したことを認めた。

７）アメリカの新型コロナウイルス感染による死者は５２万１千人にのぼり。感染者累計は2,883万１千人を超えている。