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2021年02月28日13:43

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今朝のワシントン・ポスト紙 Coronavirus Updatesより

1)FDAはジョンソン&ジョンソン社の一回接種型ワクチンを承認したと発表。これにより国のワクチン供給量は確実に増えることになった。
保健当局は今や3種類のワクチンを使用できる事になり、一年前には考えられないような展開になった。当時はパンデミックが世界を襲い、250万人の命を奪い、アメリカだけでも50万人を超える死者を出していた。

ワクチンに対する需要が供給量を大幅に上回り、国の担当者たちは、感染者数が下がり始めた矢先に現れた危険な変異種ウイルスがそれを覆してしまう前に何とかワクチンの接種をより多くの人に実施すべく奮闘していたところであった。そこへ第三のワクチンが承認されたのだ。

2)この新しいワクチンは18歳以上の大人に接種されることになるが、先行する2社のワクチンと比較して大きなメリットは冷凍状態で保存する必要がないという事と、二度目の接種を必要としない事だ。このことは、地方の接種現場で超低温のフリーザーを用意できないところが多く、苦慮していた問題の解決にもなるだろう。

3)但しJ&Jのワクチンは先行する二社のワクチンと比較して、ウイルスを阻止する力が幾分劣るのも事実だ。先行する2社のウイルス感染阻止の確率が二度の接種で95%に対して、J&Jのワクチンの阻止率は72%と言われている。

だが、CDCのシャア理事は、これまで承認された三社のワクチンはいずれも重症化を阻止する効果は充分にあると語っている。

アラバマ大学の感染症専門家のジーン・マラッソ博士は、「通常なら70%以上の有効性があれば、ワクチンとして通用するものだ。現にFDAの承認する有効率は50%以上である。」と語っている。

現状では、接種可能なワクチンがあれば、どのワクチンでも早く接種することが肝心で、現状では先行二社のワクチン供給が不足している状態であることは確かだ。だが、供給力に問題があった先行二社も、ここへきてその製造力を強化していると言われている。両社は3月末までに、合計2億2千回分のワクチンを供給できると語っている。

4)一方先行する2社のメーカーは、南ア型変異種ウイルスに対して有効なワクチンの開発に成功したと語っている。




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