監督 スタンリー・キューブリック
主演 スパルタカス カーク・ダグラス
スパルタカスの妻パリニア ジーン・シモンズ(注)
舞台は紀元前1世紀のローマ共和国。
奴隷のスパルタカスが自由を求めて反乱軍を決起して、ローマ軍の大軍に戦いを挑むが…。
この作品をVHSで初めて見た時、冒頭で「Overture」の文字が出た後、真っ暗な画面とオーケストラの演奏によるテーマが延々と3分間流れた時にはビックリした。
慌ててビデオデッキとテレビの設定や配線を確認しましたよ…
キューブリック監督作品は、「2001年宇宙の旅」や「時計仕掛けのオレンジ」のテーマが哲学的で難解だと言われています。
しかし、こちらの方は「支配する者と支配される者が対決する」というテーマが明確で、古代ローマ共和国の奴隷制度に詳しくなくても、アクション映画として鑑賞できるエンターテインメント作品。
上映時間は3時間。
約1時間半あたりで、intermission(休憩)が入るところは、古い大作映画によくあるところで懐かしい…。
最近だと、渡辺謙主演映画「沈まぬ太陽」でしか見た事がありません。
今では、子供に大人気の映画「ハリーポッター」シリーズも上映時間は3時間くらいですが、intermissionは無いですよね。
時代を感じさせます。
この作品を見て興味を持ったなら、映画「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」を見てください。
作品後半の展開は、「スパルタカス」の展開をリスペクトしながら、忠実に再現しています。
お気に入りの1本です。
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