刑務所で起こった囚人達の暴動を鎮圧する為に、警察特殊部隊SWATが出動する。
しかし、彼らを待っていたのは、思いもよらない敵だった!
…というストーリーの、名前を聞いたことがないヨーロッパの国で作られたホラー映画を、映画会社のバイヤーの2人がツッコミを入れながら見るという作品。
よく行くディスカウントストアに、一枚500円均一のDVDを並べているコーナーがあって、行くたびに見ています。
だいたいは、劇場未公開のZ級ホラーや、セクシーなお姉さんがマシンガンをブッ放すアクション映画ばかりなのですが、それらに混じって小津安二郎の名作や、リー・ヴァン・クリフが出演しているマカロニウェスタン映画があって、玉石混交で眺めていると楽しいものです。
「SWAT…」は、週に1枚のペースで売れているようで、「これは面白いの?」と、興味津々で購入しました。
淀川長治先生が「作品を見たら、必ず良いところを見つけて」とおっしゃっていました。
作中で「微笑みデブ」(映画「フルメタル・ジャケット)」というセリフや、囚人達のボスの登場シーンが「羊達の沈黙」のレクター博士の登場シーンにそっくりだったりところなど、映画ファンなら笑えるシーンがありました。
映画の批評を見ていて、とにかく貶してばかりの人がいますが、そんなに気に入らないのなら映画を見るのをやめたらいいのに…。
総評
駄作だと予感しても、それが地雷だとは踏んで見なけりゃ分からない。
N2地雷(エヴァンゲリオンに出てくる、対使徒殲滅用兵器)を踏んだ気分です…
500円(税込)と93分を返せ!バカヤロー!
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