今朝のワシントンポスト紙 Coronavirus Updates より

１）コロナウイルス・ワクチン接種は順調に進んでいる。ファウチ博士は、今後は順調なワクチン供給が期待できると語っており、４月までには、どこでも自由にワクチン接種ができる状態になり、この夏までには,殆ど全てのアメリカ市民が接種を終えているだろうと予測している。更に、この三月か四月には、集団免疫の状態に達するだろうと、NBCのインタビューで語っていた。

一方、バイデン大統領は、今後更に２億人分のワクチンが確保できると発表する見込みだ。これで、６億人分のワクチンが調達できることになり、３億人に２度の接種をするのに十分な量が確保できることになる。
その一方で、接種を受けるための登録手続きが複雑で、一部では問題が起こっているところもある。
ポスト紙の調査でも、ワクチン接種の手続きは面倒なようだ。

２）英国で発見された変異ウイルスはどうやらアメリカに定着したようだ。この感染力を高めた変異ウイルスは、今後世界中に蔓延し、１０年に近い長期間居座る可能性が高い、と英国ゲノム協会がBBCの放送で語っている。
アメリカだけでも、既に千人以上の英国型変異ウイルス感染者が発見されているが、この感染危機がいつまでも続くという訳ではない。

３）昨年の厳しいロックダウンのお蔭で、出生率が高まるこもしれないと言われているが、フランスでは経済危機を反映してか、逆に出生率が下がっている。

４）ワクチン反対論者のトップのロバート・F・ケネディ・ジュニアが誤った情報を流したという理由で、インスタグラムのアカウントを削除された。

５）香港ではコロナ感染が拡大する中、東南アジア出身の労働者たちを標的にした人種差別の運動が起こっている。

６）アメリカ国内のコロナによる死者は473,000人に達し、感染者累計は27,326,000人を超えている。