今朝のワシントンポスト紙 Coronavirus Updatesより

１）コロナウイルス・パンデミックは一年以上に亘り、人々の忍耐力を試しており、人に依っては「もう、限界だ」と感じている。マラソン選手がバッテリーが切れた時に感じる「壁にぶつかった」感じだ。突然襲う精神的、感情的に消耗しきった感情だ。もし、貴方がこのような感情に襲われたとしても、貴方だけの現象ではない、と心理学者は助言している。ウイルス感染への恐怖を表す言葉に”Coronaphobia”(コロナ恐怖症)という新語まで出てきている。この恐怖症を和らげる方法として、エアロビックスや深呼吸、瞑想などがポスト紙は推奨している。

２）ワクチンを子どもに接種する計画は今のところないが、製薬会社の中には、１２歳以下の子どもに接種テストを募集しているが、子どもたちにワクチン接種が出来る日が今すぐ来るとは思っていない親たちにとっては、単なる気休めにもならない。
３）国会議員たちは、各家庭に支援金小切手の送付という形で市民を支援する法案を審議している。
その一方で、JPモルガンのジェイミー・ディモン氏などの財界人たちが、この火曜日にバイデン大統領と面会し、大統領が提案している１兆９千億ドルの救済案について協議した模様だ。

４）WHOはパンデミックの発生地の中国武漢市を訪問し、発生源の調査を行っているが、２週間経った現在までは、殆ど成果が上がっていないようだ。同市のウイルス研究所から発生したという仮説は否定している。

５）アメリカのコロナによる死者は466,000人を超え、感染者累計は27,127,000人を超えている。