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2021年02月07日12:39

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今朝のワシントンポスト紙 Today's Headlines より

1)遺伝子変異ウイルスの中には、一度感染し治癒した人にも再感染する可能性があると言われ議論と警戒の的になっている。特に南ア型の変異ウイルスにその傾向があるようだ。南ア型のウイルス感染は広がりを見せている。
感染から回復した人たちにもワクチン接種が必要であると言われている。

2)最高裁は、州政府に対し、教会内での礼拝を許可するよう要請した。

3)高齢者施設に割り当てられて余ったワクチンが回収され、ワクチン接種を待ちわびている数十万人の市民に届けられることになった。

4)日曜日のスーパーボールが感染爆発を誘発する危険が叫ばれており、専門家たちは、試合後のパーティをやらないように市民に警告している。

5)コロナウイルスを恐れる同僚の女性警官に対してバカにする態度をした上で、セクハラ行為をしたフロリダの警察官が解雇された。

6)集団免疫を達成するためには、ワクチン接種が、一旦治癒した人にも完全に行き渡ることが必要だが、ここへきてワクチン不足が問題になっている。ファウチ博士はワクチン接種は、自然感染よりも高いウイルス抑制効果があると語っている。一度感染して治癒した人たちが、ウイルスに免疫を持ったと安心しているが、必ずしも安全とは言えないと警告している。

7)その一方で、一部の専門家たちは、英国、南ア、ブラジルで発生した変異ウイルスにはワクチンの効果が落ちると警告している。特にB.1.351と呼ばれる南ア変異種にワクチンが効かないケースもあると言われているが、アメリカではこのウイルスは、金曜日にヴァージニアで発見されたものが全米で3例目であり、余り広がりをみせてはいない。

ジョージタウン大学のウイルス学者のアンジェラ・ラスムッセン博士は、この変異型ウイルスの脅威を必要以上に強調するのは、人々から希望を奪う恐れがあり、賛成できない。更なるデータの詳細な検証が必要だと強調している。

8)メリーランド州のヴァイオテクノロジー会社のNovayax社が先週二つの国際ワクチン研究の結果を公表したが、その中で、以前に感染して回復した人が再感染した例を挙げており、そのウイルスが南ア変異種のB.1.351であることを明らかにしている。一旦感染しても再感染のリスクは残ると公表しており、以前に一度感染したことがあっても、再度感染しないという保証はないと語っている。

南アの研究者によれば、感染から回復した患者の血漿を調べた結果、約半数の血漿が南ア変異種ウイルスに対する免疫効果を持っていないことが判った。
その一方で、ニューヨークのロックフェラー大学の研究者たちは、ワクチン接種者の血漿を調べた結果、南ア変異種を十分防御出来る抗体が出来ていることを確認したと語っている。

9)Novayax社の論文がニューヨークの科学アカデミーに提出され、南アの検査を受けた人の30%が血漿中にウイルスに対する抗体を持っていたことが判った。しかし最初の感染が必ずしも回復患者を再感染から守るとは限らないことが判った。再感染の確率は約4%であった。

大切なことはワクチンが自然免疫よりも感染予防により効果的であるということも明らかになったことだ。

10)研究の結果、2回のワクチン接種が変異種に対しても有効であることが判った。




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