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2021年01月11日22:08

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ウィンザーの陽気な女房たち〜新しいオペラの楽しみ方

新年早々、京都で中古レコード合同セールがあったので
寒い中、四条まで行ってきた。
(1/9、京都、藤井大丸)

中古LPが安価でたくさんあった。、

○「ウィンザーの陽気な女房たち」ヘーガー他(東芝EMI、2LP)
○「春の祭典」マルケヴィッチ(米エンジェル)
○シューベルト弦楽五重奏曲 カザルス他(米ターナバウト)

以上、3点を購入した。

帰宅して、さっそく
「ウィンザーの陽気な女房たち」を聴いた。
シェイクスピアの戯曲を元にした、
オットー・ニコライのオペラだが
同じ戯曲を元にした
ヴェルディの「ファルスタッフ」のせいか
聴く、観る機会は滅多にない。

今回、対訳を見ながらはじめて聴いたが
非常に魅力的な作品であり、
ドイツオペラ好きには必聴、必見だと思った。
冒頭の手紙を読むシーンから楽しさが伝わってくる。
ゴッドローブ・フリック、エディト・マティス、
フリッツ・ヴンダーリヒなど、歌手も良い。

LPは、かなり詰め込んでいて、
かなりおとなしい音なのが残念だった。
(東芝EMIクラシックのレーベルが青いのは
珍しいのではないだろうか?)

翌日、YouTubeでこのオペラの映像を観る。
シェイクスピアの戯曲のせいか、
英語版のライヴ映像やオペラ映画が多かった。

その中から、
Merry Wives of Windsor Gorin Popp Foster Hightower 1965
https://www.youtube.com/watch?v=RmSl8Ih4OqY

を観た。

1965年のオペラ映画だが、
非常に丁寧に作っている。
序曲のバレエから実に魅力的だ。
カゴに入れられたファルスタッフが
カゴごと川に放り投げられるシーンや
女装したファルスタッフ、
そして、ファントンとアンナの2重唱など
映像で見ると、面白さが倍増するのは
いうまでもない。
英語版もそんなに気にならなかった。
ワーグナーだとそうはいかないだろうが。

歌手はアンナ役のルチア・ポップ以外は知らないが
特に不満はなかった。

最近のオペラの楽しみ方だが、
対訳を見ながらCDやLPを聴いたあと、
YouTubeでオペラ映像を観ることが多い。
オペラは演劇と音楽の融合なのはいうまでもないが
特に音楽を楽しむ上で、LPやCDは
やはり必要なメディアなのだ。
手軽に両方楽しめるというのは
非常にいい時代になったと思う。

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