1)トランプ大統領は、数千億ドルにのぼる経済救済法案を、評判が良くないと称して議会に送り返し、法案を作り直して出直してこいと要求した。
大統領は”ツイッター・ビデオで、主に失業者救済と中小企業への貸し出し金と低所得者たちへの支援を目的とした9千億ドルにのぼる救済法案の中に、無駄で不要不急のものがあると批判している。更にその一方で大統領は、600ドルでは救済資金としては少なすぎる。少なくとも2000ドルに引き上げるべきだと主張している。
その結果、このコロナ対策緊急支援法案はゆきどころのない溝に陥った状態になってしまった。
2)トランプ政権は、この水曜日にワクチンの供給量を大幅に拡大する案をファイザー社と協議し、今後数か月間に1億人分のワクチンの追加供給の確約を取り付けた。
3)全国でトップ・クラスも感染者を抱え、入院患者と死者数でも記録を更新しているカリフォルニア州の行政当局は、市民たちにクリスマス休暇中の外出を極力自粛するようにとの呼び掛けにやっきになっている状態だ。同州の医療機関は感染者で一杯で悲鳴を上げており崩壊寸前の状態である。
4)アメリカで最高の感染症研究の権威のファウチ博士がこのクリスマス・イヴには80歳台に入るに当たり、ポスト紙の「どうやって土日の休みなく毎日夜遅くまで会議などで働き続けることができるのか?」という質問に対して、「正直、草臥れている暇がないというのが現状です」と語っている。
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