今朝のワシントン・ポスト紙 CORONAVIRUS News Alertより

１）新型コロナウイルス感染による死者が遂に３０万人に達しようとしている。市民たちは今や諦めと希望の狭間で膠着状態に陥っている。

パンデミック始まって以来最多の死者数を記録した４月には、NYの高齢者たちは、何故突然友人宅を訪問してはいけなくなったのか理解が出来ない状態であった。１０月になると、全米での死者は２０万人に達し、人々はパンデミックの危機が如何に深刻な現実であるか痛感する事態となった。

２）10月に全米の死者数が20万に達した頃、フロリダのある青年はコロナ危機の現実を拒否し続けていた。
また、一方、先月冬の季節に入り、新型コロナウイルスが家庭内に侵入する事態となったサウス・ダコタ州では、ある男性が、マスクなしでの外出の危険性を始めて理解したようである。家族によると、彼は、他人からああしろこうしろと指図されるのが嫌いであった。
そしてこのフロリダの青年もサウス・ダコタの男性もコロナで亡くなってしまった。

今や全米の死者が30万人の大台に達しようとしている。しかも、そのうちの5万人は、ここ4週間で亡くなっているのだ。