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2020年11月19日08:23

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あらためて書き出すと

クリアとは関係ないかもしれない情報量が
最近多すぎるかもしれない。
それを考えると「いらない情報は本編には出ない」がシンフォギアだったなあ。
本編は気合で何とかしているように見えて、
「奇跡は起きない、軌跡しかない」(積んできたあらゆる細々した結果がラストに収束しているのであって、偶然や根性論はほぼないの意)のが金子脚本だというのは
言われるところではあるけれど、
TRPGでそれをやった時に
その「細々」の部分をしかし、PLやPCがわからんところで作用してもしょうがないし……。



土曜日はBoA3、私GM。もとはソシャゲフォギアなんだろうけど……の巻。


「世界を滅ぼす蛇」の類話の実現に向けて
モニカを実行犯にメローディアたちがいろいろ頑張るお話も
折り返しを過ぎましたので、
しっかりこう、きちんと世界を滅ぼせそうな「蛇」を
そろそろピックアップして採用しつつ、
最終目標になる「この世界の外側の蛇」を具体的に呼び出すルートを確保してまいります。


ということをやろうとしたら、
シナリオが散らかった……
というのじゃないのですが、

話がでかいのにくわえ、
今まで身内で行ってきたいろんな話をエッセンスとして盛り込んでいくことになるので、

物語として固定の流れがあるというより、
「現状、今回の事件に対してこの組織はこう動いてるよ」
という項目をちょっとたくさん作る必要性にかられ、

全体を見ないと物語全体の動きを把握するのは難しいのだけど、
それらの情報がクリアに全部必要かというとそうでもないし、


「物語の演出に効果的な順番」とかをこっちで決めていこうとすると、
各勢力の情報もちがPCたちに順番に情報吐きに来るみたいな
一本道というにもなんだそれみたいな感じになるので、


行った先、行った先で
「うちらはこれをやってるけど、PCたちが必要としてることを実現するにはコレが足りないだろうね」
を言ってくる
たらいまわしゲーになる感じです。


今回と、あと一回でこの話は区切られる予定なのですが、
今回の事件とオーラスの次回の事件は並行して進んでいる話であり、
NPCたちはオーラスに向けての作業をもう開始しているので、
そうなると、

・たくさん出てくる情報から、今回の事件とオーラスの事件のエッセンスを分け、今回のクリア用の情報を絞る
・それをある程度まとめつつ、「なぜそれが今回有効なのか」の理由・設定付けは結局オーラスにつながる情報なので、「次回必要な」情報も展開が許す限り集めておく

みたいなムーブをしてもらうことになります。


今回出た話はこんなところ。

前提:原蛇派の魔神連中が、いつか復活する魔神皇帝シャハスに、「世界を食う蛇」の属性を与えるべく、闇の向こうの「虚」の現象を限定的に切り取り、「虚の魔神」のようなものとして召喚して、シャハスのえさにしようとしている

これまでの流れ:原理的に「ない」ものを「ある」ことにしようというので、召喚術に近い方法で「虚」を縛るため、
「世界を飲み込む蛇」の類話を何種類も人々の間で広めつつ、
そうして広まった物語が「召喚」され、「実現」される、という現象を何度か引き起こし、
ガチの「有世界を食う虚」を呼ぶための下準備にしている

しくみ:シンフォギアシナリオで出した「言葉にしなくても思いが実現する世界」、統一言語の精霊イドラデウスが魔神として復活したためにちょっと世界がバグっている。
この爪痕が消えないうちに、「普通では呼べないもの」を全力で呼んでみようという。



今回頑張ってる勢力

・モニカfromDDLC
物語を破壊して外に出ることに成功したが、多くの読者にとってその破壊された「物語」が大事であるということに混乱した状態で世間を渡り歩き、「みんなが大事にしている物語」とやらの話をあちこちでして回って、「みんなが信じた物語が実現する」現象に燃料を注いで回ってしまっている。
「蛇」を呼び出す巫女として原蛇派にコナをかけられているし、そのほかの勢力からもいろいろアプローチをかけられている。
自覚半分、衝動半分。理論武装で行動の言い訳はするが、トラウマを完全解決できて外に出てきているわけではないので、正直自分では止められない感情がある。
まだそこをGMとしても言葉にはしていないのだが、それを促すNPCは性格が悪いので、任せておくとどうなるかは難しい。


・「夢」を見る人たち
PC含む、「普通の人たち」すべて。夢の中ででかい黒龍に世界ごと食われる夢を見る。
この黒龍は悪太郎氏のシナリオで登場した「闇の竜」。
大皆蝕の折、魔神たちを縛り付け、アルカナたちを打ち砕いた「闇」そのもの。神代期の終わり、人代期の始まり。
人々がこれを多く見るほど、次回登場予定の、本物の「世界を飲み込む蛇」召喚のための定義づけが濃くなる。
また、「夢」という「個々人の世界」は、「世界を飲み込む蛇」にとっていい撒き餌として働く。



・「夢」の中の勢力
オリジナル勢力。あらゆる人の「夢」の中という「異世界」に住み、暮らしているが、
「現実」の自分にだけは取って代わろうとして牙をむいてくる。
ありえなかった未来、過去の姿を、この世の人間の数のパターンだけ自由に取る、可能性の宝庫。
バッドエンドヒロインが存在することがあり、かつてメローディアに作成されながら光の道に歩んだ人造人間の「バッドエンド版」が、「蛇の巫女」の有力候補として全面協力している。

・「輝く夜」ガラダウィエル
現世に召喚された全魔神の召喚・使役儀式が記された「囁くものの書」の音読写本。善悪に頓着しない「道具」としての無垢さと、そうでなくては与えられない権限の強さ・知識の深さを、原蛇派の魔神たちに恃まれ、新たな魔神としての「世界を飲む蛇」の召喚を手伝っている……という体で面白がっている。
全面協力するというより、積極的に曲解して関与者全員が困るように仕向けようとしているように見えるが、実際に被害が出ている場所はどこだろう……?
今回は、人々が「夢」を「竜」に食われる前に、かつて自分が閉じ込められていた「忘却結界」の中に「夢」を誘拐し、
「世界を食う蛇」を一本釣りするためのえさ玉を原蛇派のために作ってやっているのだが、
おかげで人々は夢を喪失せず、そのえさ玉をPCたちがどうにかする時間が稼げているようにも見えるし、よくわからない。

・クリュフォト
オリジナル組織。「人間が人間のまま人知を、神の領域を超えようとする」思想集団。
「世界の殻を超える」ことも目的の一つであり、モニカに「人々の夢の操作」を教えたのは彼ら。
噂話と扇動は、人々の「考え」をたやすく操作し、それは人々がそれぞれ持つ夢=人それぞれの「世界」を操作できていることにほかならない。
その技術を彼女に伝えて何をしようというのかは未知数だが、意外と今回の事件そのものとは関係ないかもしれない。
永生を得る手段に「夢」を用いている者もおり、今回いがいと死にかけた連中もいる。


・「元力:夢」をもちいる元力使いとセプテントリオン
セプテントリオンはあまり事態を把握できておらずおおわらわ。
「夢」と「闇の元力」の関係を紐づけたスペシャリストが一人、「睡眠結界」を大仰にはり、
夢の世界に自分を送り込んで、「竜に食われるという一つの夢」にまとめられかけている人々の夢を「闇」を用いて切断して回り、「感染」を防いでいるのだが、遅滞戦術にすぎない。
一番のスペシャリストがそうして見えない前線に出ているので、組織としては後手。

・オクルス陣営
役割論に準ずる魔神像を体現したいはずの彼ら聖母派だが、その点で「虚ろ」に手を出そうとする原蛇派の動きは全く危険視している。
のだが、権限はともかく実力は拮抗している十王レベルの直接行動があるとなると、対抗手段はやはりオクルス本人や妹のティネアがとるしかないので、
つまり「メローディアとのにらみ合い」のために、御大は動きを封じられている。
観察量だけは長があるだろうが、労力コストを他に割く余裕はない。
部下の眷属連中は、互いにもうすこし鉄火場を渡り歩いている。

・見えない学校
オリジナル組織。一人のことさら闇に近い男が建てた、「闇を得てなお慎む」ことを、足を踏み外しかけた子供たちに学ばせるための変な空間。
十王レベルの魔神が先生をやってくれることもある。
メローディアの作った「虚ろの巫女」はここに住んでおり、そこそこ健やかに暮らしているが、
今回「夢の中の自分」が原蛇派に声をかけられ、暴れまわり始めたので、心身を害し、夢おなかで一人それに対抗すべく眠ったまま戦っていた(申し訳程度のソシャゲフォギア要素)。
オクルス陣営は、異変が起きてからそれを知り、彼女の肉体を原蛇派に渡してはまずいと、昏睡している彼女を回収しどこかに隠してしまう。
彼女の学友たちはそれを知らないので、彼女の安否を心配し、単にPCたちに頼ってくる。物語の発端の一つになる。


・ボレアと未来人、一部中立魔神
忘れられるべき歴史、忘れられてはいけない歴史。闇の流れそのもの。
「倒された殺戮者の魂」が流れ着く河。淀み。その管理を担う未来人たち。「闇に落ちたものに救いがない」ことを全く許さない者たち。
今回、この界隈に弱小魔神たちが避難してきていて、大忙しである。
「世界に害をなす」性質が、「世界を飲み込む竜」に引っ張られ、人々の夢の中において自己定義を失いかねないのだ。
「虚ろの蛇」についての原理を一番よく知っているのは彼らである。

・虚ろの蛇
確実に近づいてきている。
「世界を食べる」という”異常を起こす”怪物ではなく、
「世界が存在しているという異常を元に戻す」現象に過ぎないのだが、
有世界に住む我々からみるとその価値が逆転するという相対性を逆手に取り、
魔神として「召喚」されようとしている。
もともと、「災害で人々を滅ぼす」側面があるタイプの魔神は、この蛇の性質(世界が生まれきる前からある!)を少なからず継いでおり、
”そう”であったことを思い出しそうになっている。
「そういう仕組みだから人を滅ぼしていた」のだ。善悪ではない。それに悪徳という名がついたのは、この世界が「有世界」だからである。
「彼」が来るのはある程度不可避だろうが、追い返す方法はあるだろうか?


大体このくらいの情報が出たでしょうか。
今回出すことができる情報はもう少しありますが、
次回でもいいので次回に回っているわけです。

その他、
実際に夢の中に入ってみると、参加PCの姉である不死人の娘が「蛇の巫女」を助けていたり、
じゃあその「バッドエンド蛇の巫女」と「みんなの噂話の元・モニカ」がいるとして
「黒龍」の材料は何なの?というと
原蛇派の別の魔神ボリヴァドゥスの影だったりと追加の要素もいくつかありますが、

「夢」を食われたせいで
自分が失ってはいけない情熱を失っていることを嘆いている鍛冶屋人形などを引き連れて
「うおおお私の夢を返せ」みたいなことに参加してもらったり、といったことを

たくさん、たぁくさんやって
ひとまず「夢を食う黒龍」事件自体には終息を見られたんですが、

「世界を食う蛇」の話題がこれだけ広がり、時空を超えた一大戦闘を繰り広げた関係で
もう完全に「蛇」にこの世界はかぎつけられたよ、
という描写をして今回はひとまずend。



未登場の連中ふくめ、どのくらいの要素を「物語」としてわざわざ組み込むか、
組み込む必要がないか、
PCに丸投げすると伸びるんだろうし、
出す方向性を決めとかないとなあ。

というかラスボス戦なんだから
ミドルよりはボス戦に時間をかけたくもある気もする。
ギミックが思いつけばだけど。

やっぱ原作通り避雷針ブスブスさしてもらってミョルニルでぶん殴るべきなんだろうか?

あとモニカの心の闇をカルマノイズ化しなきゃいけない気もする。
そうだ、カルマノイズ出してない。
うーんどうしようかね。ふーん。
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