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2020年11月17日14:33

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11/17(火)野口さんが宇宙へ旅立った日に、ドラえもんの来春公開予定の新作映画が発表される。名作「ベロ相占いで大当たり」から得られる教訓

11/17(火)

 11月以降、日本列島は新型コロナウィルスの感染第3波といえる状況に陥っている。東京都は15日(日)、新規感染者数は、日曜日として8月16日以来の水準となる255人に達した。大阪府では266人、北海道では209人の感染が確認されている。日本全国でPCR検査の結果陽性反応が出たのは1440人、死亡者数は7人となった。感染急増に伴い、39都道府県で病床使用率が上昇傾向にある。沖縄県の36%を始め、兵庫県34%、大阪府33%、東京都27%、埼玉県29%と続く。一人当たりの感染者数が全国トップの北海道は24%になる。東京都内では11月15日付けで、人工呼吸器を装着している患者は33人と発表された。1度装着すると、1週間以上治療にかかるという。今後GOTOキャンペーンやGOTOイートを続けるのか、日本の政治家は決めかねている。

 今夜、ひそかに天体イベントが行われる。関東地方は、晴天に恵まれ、空気も澄む。天体観測には絶好の条件だ。日付が変わり、18日未明から明け方にかけて、しし座の方向に大量の流れ星が降ってくるのである。しし座流星群の極大期は17日の20時頃、放射線が地平線の真下に位置するため、観測は難しい。日付が変わり、18日未明頃から夜空に現れると予測されている。大昔から流れ星を見ると願いがかなうと信じられていた。世界中で広がった新型コロナウィルスは、有効なワクチンが開発されたとのニュースが流れ始めている。2021年の年明け以降、市場に出回る予定である。

 写真 掲載元 Astro Arts https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11590_ph201117
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 目次
・第1章 野口さん 宇宙食からあげクンと共に宇宙へ

・第2章 ドラえもん 最新ニュース!

・第3章 名作「ベロ相占いで大当たり」について



                第1章 野口さん 宇宙食からあげクンと共に宇宙へ

 今日、国を跨いでの協力が欠かせない宇宙分野で新たな動きがあった。米東部時間15日午後7時27分(日本時間16日午前9時27分)、野口聡一さん(55)ら4人の宇宙飛行士が、民間開発の宇宙船クルードラゴンに乗り込んだ。ケネディー宇宙センターにて、ファルコン9ロケットで打ち上げられ、12分後に分離された。ロケットから切り離されたクルードラゴンは、国際宇宙ステーション(ISS)に向かう軌道に入り、打ち上げ27時間半後に到着する。

 写真=Yahooニュース NASA スペースX提供 
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 野口さん宇宙へ 打ち上げ成功
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6307819

 半年に渡る野口さんの宇宙食の一つとして、ローソンが開発した「スペースからあげ君」がある。粉末飛散防止の観点から、一口の半分サイズになり、開封後すぐに食べられる。JAXA筑波センターから、宇宙食として認定され、早速今回民間初の宇宙船クルードラゴン1号機に持ち込まれた。ローソンの商品開発部門は、宇宙空間から日本食を味わって欲しいとの思いをこめて、作り上げたという。野口さんの心は、日本と一つに繋がっている。彼が帰還を果たす半年後、コロナは収まっているのか、地上世界では先が読めない展開に入っている。

 写真掲載元 Impress watch 2020年6月10日付け https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1258196.html
 
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                 第2章 ドラえもん 最新ニュース!

 今回は、国民的アニメ「ドラえもん」に関するニュースである。来春2021年3月5日、全国の映画館にて、1985年に上映された映画作品「宇宙小戦争」のリメイク版の公開が決定した。タイトル名は「ドラえもんのび太と宇宙小戦争2021」、

 映画作品は、ドラえもんやのび太一行が、ロケットに乗り、小人が住む星に上陸し、国の征服をたくらむ悪者と戦う。本日、米国のフロリダ州から宇宙空間へ旅立った野口さんの姿と重なる。映画作品では、ワープ航法を使い、太陽系をはるかに越えていく。地球上では小さな子供でも、他の星ではヒーローになれる。

母親や先生に叱られ、ドラえもんに頼りっぱなしののび太は、映画作品では、たくましさを増す。何度もピンチに陥っても、立ち上がり、得意の射撃の腕前を披露し、敵を倒していた。

 写真 掲載元 model press https://mdpr.jp/other/2307500
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 なおドラえもんの映画作品では、11月20日に全国の劇場で、CG版「STAND BY ME ドラえもん」の映画第2弾が公開される。6年振りの新作上映を記念して、同日地上波にて2014年秋公開の映画第1弾の放送が決まった。

 『STAND BY ME ドラえもん』11・20放送 結婚“前夜”から新作の“当日”へ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6297490


『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』リメイクで来年3・5公開 主題歌はヒゲダン
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6307627

ドラえもんは、2005年4月に声優が変り、15年半になる。アニメ放送が開始され41年、未だに人気が衰える気配がない。

             第3章 名作「ベロ相占いで大当たり」について

数々の名作を生み出したドラえもんの中で、コロナ禍の今、人々に強いメッセージを残す作品がある。声優が変った後、2008年9月12日(日)に放送された作品「ベロ相占いで大当たり」である。

 大山のぶ代が声優を務めた時代にはわずか数分の物語だったものの、2005年4月以降のリニューアル版では15分物に仕上げた。

 この作品は、小説家志望の元高角三という中年男性について描いている。彼は、小説家を目指して、手書きで原稿を書き続けるものの、自分でも納得できる作品を生み出せず、途方に暮れていた。仕事もせず、家族や友達もなく、孤立状態だった。夏の昼下がり、住宅地の空き地で沈み込む元高角三の前に、お馴染みのメンバーが姿を現した。

 写真=2008年9月12日放送版 掲載元 テレ朝 動画https://www.tv-asahi.co.jp/douga//doraemon/29
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「ベロ相」と題した占いでのび太が、スネオ、ジャイアン、しずかちゃんの舌を見て、数分後の出来事を当てると、自負していた。スネオに「火難の相」、しずかちゃんに「水難の相」、ジャイアンに「女難の相」があるというのである。早速事が起こり始めた。スネオが舌を出して、のび太を小ばかにすると、ジャイアンが近寄ってきた。ジャイアンが虫眼鏡でスネオの舌を覗き込む。すると、虫メガネによって、太陽光が一点に集った。光の作用によって、スネオの舌に熱がこもり、焼けてきたのである。まさに「火難」の相である。慌てたジャイアンは、丁度妹のジャイ子が運んできた水の入った金魚蜂を取り上げ、スネオに吹っかけた。方向を誤り、しずかちゃんにかかってしまった。とばっちりをくらったしずかちゃんの服はびしょ濡れである。のび太が当てたとおり、「水難」に陥ったのである。続いてジャイアンにも不幸が起こった。ジャイ子が飼っていた金魚を台無しにしたことにより、すぐに駆けつけた母親から叱られて、追いかけられる。「女難の相」とは、ジャイアンの母ちゃんのことだった。

 写真 掲載元 帰ってきた変ドラ http://hen-dora.com/12-berosouuranai/
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 一部始終を目撃していた小説家志望の元高角三は、決意を固めたかのように立ち上がった。空き地から離れ、意気揚々と帰り道を歩くのびたにしがみついた。未来を占ってくれ、と両手を合わせ、舌を出したのである。のび太は、元高の家に案内され、詳しい分けを知らされると、一端自宅に戻った。ドラえもんにも声をかけて、タイムマシンで5年後の世界に飛び、代わり映えのしない町中を歩き、まっすぐ元高の元へと向かう。曲り角でのことだった。自宅前で、元高角三は、束にしていた原稿用紙の山を手に、廃品回収屋と交渉していた。元高は、没になった原稿用紙をチリ紙として、食べ物との交換を要求していた。廃品回収屋は、食べ物との交換には応じられないと、断りの返事をする。風邪を引き、くしゃみをした彼の元には、紙一つ残っていなかった。

 小説家としての成功には程遠く、ティッシュ1箱を買えないほど困窮していることが明らかになった。

 写真 掲載元 帰って来た変ドラ 
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 再び元の世界に戻ると、ドラえもんと共に彼の元を訪れ、「占いの結果、小説家になれない」と正直に伝えた。元高は、長年の夢が費えて、落ち込んだものの、すぐに商売を始める、と強がった。 元高の未来が気になり、のび太とドラえもんは、再び5年後の世界を見に行った。二人は、方向性を変えた元高が、商売が上手く行き、大金持ちになっているかもしれないと、期待したのである。

 現場についてみると、門構えは全く変っていなかった。家の修繕費用も賄えず、木々の裂け目と共に、継ぎ充てが見えた。二人は、元高の安否が気になり、戸を叩いて大声で呼んだ。聞きつけた近所のおじいさんに、働きに出ていることを告げられた。 小説家へのこだわりを捨てた元高は、事業を立ち上げ、成功することは出来なかった。家でひきこもっていては、何も始らない。彼は、弁当屋で朝から夕方までコツコツと働いていたのである。5年ぶりに見えたのび太とドラえもんを、元高は仕事が終わる夕方、快く家に迎えた。

 写真 掲載元 「帰って来た 変ドラ」より
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元高は二人にこれまでの出来事を語った。 「アルバイトを始めてね。お恥ずかしい話、僕は文学ばかりにこだわっていて、全く働いたことがなかった。そして気付いたんだよ。文学と同様、どんな仕事にも難しさややりがいがあるんだってね。苦労が同じなら何も一つに絞ることはない。両立する事だってできるんだよ。最もそれは大変なことだけれど、それが妙に楽しくてね」としみじみと語り、原稿を取り出した。「そうしたらねぇ、やっと自分でも納得がいく作品が書けるようになってきた。たとえ売れなくても僕の小説が優れていることを、僕自身が一番よく知っている。今はそれだけで幸せさ」とにっこりと微笑んだ。

 沈みゆく夕日が、窓から差し込むと、元高は立ち上がった。貧しくても充実した生活を送る彼の背中を、ドラえもんとのび太は黙って見つめていた。

 物語は、仕事と文学の両立を図った元高角三が、文学賞を受賞して、完結した。




名作「ベロ相占いで大当たり」から3つの教訓が得られる。

・引きこもりから脱却して社会参加をすることの大切さ
・文学は経験が必要
・よい行いをすれば必ず報われる。

 写真=ベロ相占いで大当たりの2008年9月12日放送版 掲載元ボンタの気まぐれ日記
https://mblg.tv/0pagme0mw/entry/117/
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  人間誰しも子供の頃から夢がある。厳しい現実に直面し、方向を変えることはいくらでもある。スポーツは年齢と共に体力が衰えることにより、チャンスは若いうちに限られる。小説家や脚本家は、社会人を経て、30代、40代でデビューする例は多い。

 元高角三は、いわゆる中年ニート、両親が亡くなり、たった一人取り残された。家の修繕費用さえ工面できず、食費の捻出にも苦労していた。全く社会人経験のない彼が、商売で成功できるほど世の中甘くない。年功序列、新卒優遇社会の日本において、中年の就職活動にも厳しい現実が待っている。彼は、今自分が置かれた立場をしっかりと理解し、アルバイト雇用ながら、朝から夕方まで弁当屋で働きに出た。精神的にもゆとりが出た分、作品つくりにも身が入り、ついに文学賞受賞までこぎつけたのである。

 作者藤子F不二雄の人生を重ね合わせると、作者自身高校卒業後、1年間工場に働きに出ていた。待遇は決して恵まれず、充実感を味わうことが出来なかった。母親から後押しされ、上京して、漫画家志望者が集うトキワ荘に移り住んだ。手塚治や石ノ森章太郎等に出会い、互いに切磋琢磨しあいながら、漫画を描き続け、デビューにこぎつけた。

 ドラえもんは、大人から子供まで、ファミリー世帯を中心に親しまれている。産みの親藤子F不二雄の魂は、世代を越えて着実に受け継がれている。


■今晩 しし座流星群の活動が極大に 見ごろは深夜〜18日明け方
(日本気象協会 - 11月17日 12:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=6309343
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