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2020年11月03日12:56

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映画の倉敷ロケ。

昨日誕生日の、三橋達也さんを検索してると、
一枚の写真が出てきて、大原美術館前だとわかる、、
何の映画だろ?と探してみたら

1956年、日経新聞の連載小説「飢える魂」を原作とした、
川島雄三監督の作品だとわかった。
うあ、川島監督が倉敷ロケ、、で
そんな映画でも、今は、ネットレンタルで400円でダイレクトにみられる、

映画観た後、暇な時に、どこにキャメラを据えて映してたのか探しに行こう。
美観地区以外で映ってる景色があると◎なんだが、
まあ無いだろうな、、。

日活映画は、藤田敏八監督「バージンブルース」で
旧駅舎の倉敷駅前から商店街を通り鶴形山の秋祭りを映している。

東宝では岡本喜八監督の初期のカラー作品「ある日わたしは」
で倉敷ロケが一本。これは中央病院や竹中幼稚園の隣の教会が映ってるのだが、
全編通しては観ていない。この次が「独立愚連隊」で。

篠田正浩監督の白黒映画「心中天の網島」と
同監督の「鑓の権左」(どちらも近松門左衛門作)
は、美観地区の同じ路地でロケしてるのが確認できる。
倉敷に住んでると、ああ、あそこ、ってすぐわかって。

ーーーー

倉敷東映が名画座になって古い映画をかけだした頃に
館主さんに聞いた話で、

映画フィルムを借りるときには、
東宝はめんどくさい、と横柄な態度だが、
いちばん丁寧なのは日活、、それくらいしか儲けが無いから、
と喋ってたのを憶えてる。

東宝から借りた「サラリーマン忠臣蔵」は、
カラーフィルムが退色し全体が真っ赤になっていて
上映できんかったとかで。

ーーー

有名映画は監督の名前で観る時が多々あるが、
その映画の脚本家や助監督にはその後有名監督になる人がやってることがあって、
映画を観ていて、スタッフの中に有名監督の名前が載ってると、
その作品のキャメラの後ろに、若き日の××監督が居たんだろな、
観てたんだろな、と想像しながら再鑑賞するのも◎である。

その昔の東宝は、助監督経験が無い人は監督に昇進できなくて
それがなくて監督したのは、大林宜彦さんから、だったとかで。
でもその時もけっこう監督になれなかった人たちからは批判されたとかで。


ーーー

ちなみに、「水曜どうでしょう」の深夜バスの旅には
倉敷駅からうちの近所の両備バスからバスに乗るシーンがあって、
駅前では、まだチボリ公園へどうぞ看板が見えてる。
たぶんうちの店の前か、向かいの道路を大泉さん一行が
通ってる。

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