この本◎・お鍋の季節

写真は順に
＊原田マハ『#9(ナンバーナイン)』(宝島社文庫)表紙
＊とり塩鍋
＊チーズカレー鍋

『#9(ナンバーナイン)』は原田マハらしく美術にまつわる物語。
中国の美術作品、恋、仕事。
ベタだ。
ものすごくベタだ。
なのに夢中になって読まされた。
大人のシンデレラ・ストーリーとでも呼ぼうか。
女子はやっぱり根底でこういう展開が好きなんだろうか。
あるいは男性読者には、どう受け止められるのだろう。
すでに他の本を読み始めているが、私の心は「ナンバーナイン」を引きずったままである。
こんなに余韻が残るのは西加奈子の「サラバ！」以来かもしれない。
読後に見ると表紙のデザインもとてもいいと気付く。
もう少しだけ詳しくネタバレしない感想はこちらから↓
https://bambi-yuuki.at.webry.info/202010/article_4.html?1602332155&fbclid=IwAR1LbYk5hu0qo7MR4o4Gu8-yEFKsJfkPEpPIel5A_NZxh4QE6VlT1tE0fWw

ここのところ急に冷え込んだせいで3日続けて夕食が鍋だった。
写真にはないが、すき焼き、とり塩鍋、カレー鍋の順で連夜で鍋を食す。
野菜も肉もたっぷり取れるので鍋はいいね。
後片付けが楽なもの良い。