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2020年10月04日23:57

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ヒビノキ690(9月27日〜10月3日までの1週間/週後半)

2020年9月27日〜2020年10月3日までの1週間分の日記です。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。

■2020/10/1/Thursday
 自宅PCのHDDが深夜録画で常に回転している時期。

『ひぐらしのなく頃に』
https://higurashianime.com/
・原作は07th Expansion制作のホラーサウンドノベル。竜騎士07の代表作品
・06年〜13年まで制作したアニメ・OVAに続く2度目の映像化。リメイクにあたる。
・新型ウイルスの影響で夏 → 秋に放送開始が延期。本編自体の制作は14年ぶり。
・初回は旧作と一緒。衝撃の冒頭。謎満ちる雛見沢村と主要人物の紹介。作画は及第。
・スタッフは大幅変更。監督は今期本作をふくめ3本かけもちの川口敬一郎。
・キャラクターデザインは渡辺明夫。おそらく2度目の映像化のセールスポイント。
・劇半は川井憲次で続投。脚本はハヤシナオキ。パッショーネのツテだろうねこれ。
・そもそも基本母体の制作スタジオがディーン → パッショーネへ変更となった。
・視聴者層の設定がよくわからない。旧作ファンむけか? 新規ファンむけか?
・途中でだれも知らない分岐へかわる……ぐらいやらないとインパクトがないかも。

『アサルトリリィ』
https://anime.assaultlily-pj.com/
・原作はアゾンインターナショナルとacusが展開しているドール商品(人形玩具)。
・テレビアニメとメディアミックスの主体はブシロード。制作はシャフト。
・人類の敵性存在ヒュージの突然の出現。対抗可能なチャームを使う少女たち。
・彼女たちがリリィ。一柳梨璃はリリィ養成所の名門「私立百合ヶ丘女学院」へ入学。
・その学園で、過去に彼女をすくってくれ、以来憧れを抱く白井夢結と出会う展開。
・序盤と後半のバトルパートはよく動いてる。監督はガイナックス出身の佐伯昭志。
・シャフト作品の監督や関連業務も多く順当な抜擢。安定のキャリアと実績。
・作品自体に新味はないな。戦闘少女+百合+学園で鉄板ですけど予想の範疇。
・ドール系作品が原作ですけど、映像へと起せばふつうの図式と設定になってしまう。
・よくあるローファンタジーな作品に。人形のセールスポイントがなくなっちゃうね。

■2020/10/2/Friday
 午後5時以前にもうすっかり暗くなり始めるころになった。
 ただ、新宿とか渋谷とか池袋の飲み屋街は例年にくらべるとどうしてもさびしい。

『100万の命の上に俺は立っている』
http://1000000-lives.com/
・別冊少年マガジンで連載している原作が山川直輝、作画が奈央晃徳の漫画作品。
・「いらすとや」の特別放送は「不実」。まじめに番組を見た人々を裏切る行為。
・突然転移した異世界で、全10週のクエストをクリアせよと命令をうけた四谷友助。
・だが、友助は冷淡な超合理主義者。その合理主義で周囲と協力・反発しつつすすむ。
・初回は友助がヒロインの衣宇、紅末と出会い、GMからゲームルールのインスト。
・ゴブリン退治へ挑む。異世界物 + ゲームステータスを直接表示する今風の設定。
・監督はこれが初監督作品の羽原久美子。構成と脚本はベテランの吉岡たかを。
・制作はMAHO FILM。おそらく監督と脚本の抜擢はMAHO FILMのキャリアつながり。
・MAHO FILMは今期「神達〜」との2本体制。正直このスタジオの実績だと不安かも。
・解体したリードから独立してまだ2年。実質の実績は「うちの娘〜」だけですしね。

『魔女の旅々』 第1話 「魔女見習いイレイナ」
https://majotabi.jp/
・原作はGAノベルが刊行している白石定規のライトノベル。原点は自費出版小説
・初回は年若く魔女試験に合格したイレイナがたらい回しのすえ「魔女」に弟子いり。
・星屑のフランのもとで修行し、「魔女」となって、二つ名の“灰”の得る展開。
・まったく予備知識なく視聴したため、膨大な作画カロリーと美術におどろくばかり。
・初回の魔術デュエル――ハリポタ以来の俗語のワンドバトル(wand battle)のサビ。
・すごいぞ。監督は窪岡俊之。制作はC2C。『はるかなレシーブ』スタッフが多め。
・少々現在のテンプレからはずれた物語回しだな。このあたりが自費出版小説の名残?
・傲慢にならぬようイレイナ鼻っ柱を折りに行くよう母親がフランに依頼する展開。
・おそらく最初から商業作品の場合、そういうひねった展開にはしないだろう。
・まずヒロインを落す部分をふくめおもしろかったです。とってはおきます。

『トニカクカワイイ』
http://tonikawa.com/
・原作は週刊少年サンデーで連載する畑健二郎の漫画作品。作者3度目の映像化作品。
・高校受験前日、主人公である由崎星空は一目ぼれした謎の少女・司により救われる。
・一目ぼれと恩人の司を追い交際を迫る。 → 「(司)結婚しよ」 → 再会 → 結婚。
・初回は原作のとおり順当な流れ。2人のイチャイチャとにやにやを堪能できます。
・監督は博史池畠。畑健二郎作品の「それが声優!」から続投。脚本は兵頭一歩。
・こちらも「それが声優!」つながり。もっとも博史池畠 × 兵頭一歩が相棒関係。
・原作の線描がシンプルな畑健二郎作品をうまく踏襲。そこへ利かせたアニメ的小技。
・ふたつを組み合せ動画 = テレビアニメらしい動作や演出へとつなげている。
・原作には終盤の香りが漂うが、まだ終りは見えず。テレビアニメが途中終了は確実。
・とはいえアニメオリジナルでたたむなら徹頭徹尾イチャイチャ → 終了でいいよな。

『キングスレイド 意志を継ぐものたち』
https://www.anime-kings-raid.com/
・原作は韓国VESPAが配信するスマホゲーム。日本では18年から国内でローカル展開。
・魔王討伐から百年。ところが滅ぼされた魔族が目撃され、騎士クラウスは調査へ。
・クラウスは生死も行方も不明に。クラウスを追い見習い騎士のカーセルが森へ向う。
・テレビ東京では、前期の「アラド戦記」に続く、韓国制スマホゲームの原作媒体。
・制作はOLM+サンライズグループのSUNRISE BEYOND。暖簾分けしたジーベック。
・監督は「うたプリ」「ダメプリ」の星野真。構成は清水恵。「ダメプリ」つながり。
・初回の演出は平凡だし、モブキャラクターをふくめ今回の時点で作画がつらい状態
・原作の設定や物語に新味はないな。王道だけれど量産型スマホゲームの感覚あり。
・まず、原作ゲームファンの取り込みと、評価が優先されるんだろうが、一種宣伝。
・宣伝のテレビアニメを見て新規ユーザーをスマホゲームへと引き込むには印象が弱い。

『呪術廻戦』 第1話 「両面宿儺」
https://www.jujutsukaisen.jp/
・原作は週刊少年ジャンプで連載する芥見下々の漫画作品。原作は単巻50万部を突破。
・呪いを呪いで打ち払う呪術師の戦いを描く。初回は原作どおりの順当な展開。
・祖父を失い、その祖父に「大切な人を守れ」と遺言をされた虎杖(いたどり)悠仁。
・虎杖は特級呪物・両面宿儺を追う伏黒 恵と出会う。虎杖は祖父の遺言を守り行動。
・学校の先輩を救う目的で、呪物を飲み込み、虎杖に特級呪霊・両面宿儺が受肉する。
・秋期の期待作品だけありすごいな。単純な作画カロリーだけでぶん殴ぐってくる。
・画面の密度、殺陣、空気の作り方どれも技術的で技巧的。こんなのは勝てないよね。
・監督は朴性厚。前期の「THE GOD OF HIGH SCHOOL」に続く2本目の監督作品。
・もともと監督が実力ある作監と原画の常連 + 平松禎史に清水貴子。べらぼうすぎ。
・当然予算はありそうだし、それ自体が版元の期待のあらわれ。とってはおきます。

■2020/10/3/Saturday
 午後から三河島でTRPGのオフラインセッション――。
 『トンネルズ&トロールズ 完全版』のGMをさせてもらいました。
 参加したメンバーはお疲れ様でした。
 今回も感染対策へのご協力ありがとうございました。

 それはそれでいいが、人生経験において大量の比較対象ができたいま、
 やっぱり大味 + ザツな部分は感覚しますね。
 能力値×2倍とかぜんぜんバランスをとってないし、
 それすら出目次第ですから、そもそもGMはバランスをとれない。

 戦闘では、とにかく一度一方へと戦局がかたむいた場合、
 もう完全に勝負にならない。MR250のデーモンに勝利できるとは思わなんだよ。
 「かけひきなどない」の自分のかんがえはあらためて、T&Tの場合、
 ロールまえにヒットの合算を予想して試行錯誤するのが「かけひき」なのかもね。

『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』 第1話 「はじまりのトキメキ」
http://www.lovelive-anime.jp/nijigasaki/
・原作はKADOKAWA、ランティス、サンライズの共同企画。メディアミックス。
・「無印」「サンシャイン」に続くラブライブ!シリーズの第3作目。舞台はお台場。
・初回は「ときめくもの」を探す、高咲 侑と上原歩夢が優木せつなのライブを見る。
・2人はスクールアイドルに「ときめき」を感じ、虹ヶ咲の同好会の部室を探す。
・だが、部活は廃部決定。ラブライブ名物の廃校ノルマ = 廃部ノルマを達成する。
・この状況に侑と歩夢はアイドル活動を開始する。制作は旧作同様サンライズ。
・監督は目立ったキャリアではない河村智之。キャラクターデザインは横田拓己。
・1期と2期で関係した室田雄平もおらず、キャラクターの造形自体が大きく変った。
・初回は鉄板の滑り出し。伝統のCG+手描きのダンスパートが2つ。よくばり。
・最初が仲間あつめの展開も一緒。シリーズ全部視聴してるが……とってはおきます。

『戦翼のシグルドリーヴァ』
https://sigururi.com/
・原作・構成・脚本が長月達平。世界設定・設定考証が鈴木貴昭のオリジナルアニメ。
・2020年に出現した敵性存在。その存在に対抗可能なものはレシプロに乗る少女たち。
・初回は1時間枠で放送。必要な世界背景、登場人物、空戦を説明・描写する。
・ただ、人類の敵性存在 + 空戦 + 少女では既視感だらけ。ガリフォやストパンか。
・考証が同一人物でしょうがないけど同じ引き出し。なお、ストパンは今期同時放送。
・徳田大貴の初監督作。監督が作画に強い面で実際見所は多い。制作はA-1 Pictures。
・でも演出経験が弱く脚本の取捨選択が不足している。台詞を拾い過ぎて間延び気味。
・現代戦闘機(ファイター)が無力だ → レシプロが必要だが上手く説明されていない。
・超常の力を宿す乗り手の少女とリンクせず。「レシプロで空戦やりたい」だけかも。
・ホームページでは説明してますけど、説得力で納得度がないところがつらいよね。

『いわかける!- Sport Climbing Girls -』 第1話 「岩のパズル」
http://iwakakeru-anime.com/
・原作はサイコミで連載する石坂リューダイの漫画作品。スポーツクライミング作品。
・初回はゲームオタクで運動が苦手な笠原 好(このみ)が偶然クライミング体験。
・パズルゲームが得意な彼女は、正確なクライミングルートを見い出す能力に開眼。
・スポーツクライミングにはまる。監督はアミノテツロ。制作スタジオはBLADE。
・BLADEにとってははじめての制作元請作品。初回の作画はととのっていて及第。
・ただ、主題のクライミングシーンは止め絵も多く、1話ですごさが感覚できない。
・最後の好と準の対決は、すべてとはいわんが、長回しの連続した登攀場面がほしい。
・今後にためているのか? 演出の意図か? ただ1話で力を温存する意味ってない。
・初見のユーザーを、主題のクライミングへとひきつけないとならないんですから。
・作品へ辛さや苦しさをどれだけ入れ込むかで評価が2分されそう。とってはおきます。
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