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2020年09月16日07:42

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福井(松城町)B級グルメ、9月末で北陸から撤退する「スガキヤ」パリオ福井店再訪、ラーメン&スガキヤカレー(9/2)

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自分は1998年5月から2年7ヵ月名古屋勤務していた。

名古屋には愛知県小牧市に本社があるラーメンチェーン「スガキヤ」の店舗がそこかしこにあり、名古屋勤務時代は別に好きで通っていたわけではないのだが、名古屋周辺ではどこへ行っても「スガキヤ」があるし、とにかく安いこともあり、手軽に通りがかりに立ち寄って食べることが多かった「スガキヤ」は、名古屋名物の1つであるきしめんより高頻度で食べていたように思う。

名古屋出身ではない自分でも身近な存在だった「スガキヤ」は、名古屋人にとってはソウルフードの1つと言っても過言でないほど浸透している。

2001年に名古屋を離れ身近に「スガキヤ」がない状況になると、何だか非常に懐かしくなり、ときどき「スガキヤ」の安っぽいラーメンが食べたい衝動に駆られることがあり、北海道・旭川勤務時代には年末年始の旅行のついでにわざわざ名古屋で途中下車して「スガキヤ」に寄ったこともある。
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そんな「スガキヤ」だが、去年の7月に福井勤務になったら、福井県内にはわずか3店舗だけではあるが「スガキヤ」はあり、しかも福井市内唯一の店は自宅からすぐ近くのショッピングセンター「パリオシティ」のフードコートに入っていた。

自宅からすぐだし、いつでも食べられると思っていたから、頻繁には行かないものの福井ではこれまでに2度食べてはいた。
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ところが、「スガキヤ」は北陸地方では中京地区ほど浸透していないこともあり、新型コロナウイルス感染症の拡大で来店客の減少が顕著なようで、8月28日に北陸地方の9店舗全てを9月末までの営業をもって閉店し、北陸地方から撤退することを発表した。
http://www.sugakico.co.jp/news/newsSh/entry-1532.html

翌日には地元紙に記事も掲載され、閉店を惜しむ福井市民が押し掛けるようになったんだろう、福井から撤退する前に夕飯に「スガキヤ」を食べておこうと訪問しても、すでに麺が売り切れておりデザート系以外のメニューは食べることができなかった。
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9月1日火曜日まで状況は変わらなかったが、「仕入れを増やすので明日からはたぶん夜までラーメンを提供できると思います」とのことだった。

翌9月2日水曜日は昼飯にちゃんと野菜を食べており、夕飯はジャンキーなものを食べてもいいだろうと考えていた。
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そこで、夕飯に「スガキヤ」パリオ福井店へ行ってみたところ、温玉だけが売り切れたのだろう、玉子付きのメニュー3種類以外は残っていたので(写真2)、今回は「ラーメン(330円)」と「スガキヤカレー(250円)」を食べることにした(写真3)。

これがおやつサイズでボリュームは少なく、具もメンマと薄っぺらいチャーシュー1枚と薬味のねぎだけと安っぽい「スガキヤ」定番の「ラーメン」。
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透明度ゼロの白濁したスープはトンコツ系のような見た目である。
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まずはそのスープを、「スガキヤ」ではレンゲはなく独特のラーメンフォークでひと口飲むが、見た目に反してトンコツ風味ではなくあっさりした魚介系の薄味のスープで結構旨い。
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普段は麺は箸で食べるが、あと何回「スガキヤ」で食べられるか分からないと考えると、今回は使いづらいものの意地でも「スガキヤ」ならではのラーメンフォークだけで食べてやろうと思う。
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「スガキヤカレー」もおやつサイズで量が少なく具も少ない安っぽいカレーで、福神漬すらない。
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カレーには別に普通のスプーンが添えられ、ラーメンフォークはラーメン専用というのが面白い。
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子どもでも食べられる全然辛くない甘口カレーなので、お店に置かれている「ラーメンこしょう」を掛けちゃえ。
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「スパイシーなカレー」と言っても、カレー店ではあり得ない感じのコショーたっぷりのカレーになった。
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専門店でこんなカレーが出てきたらブーイングが出るだろうが、「スガキヤ」なら許され、250円ならこれでいいのである。
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途中からは「ラーメン」にも「ラーメンこしょう」を掛けよう。
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チープさがたまらないが、これで330円なんだからラーメンもこれでいいのだ。
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決して美味ではないが、コショーたっぷりのスープを使いにくいラーメンフォークで飲むのが「スガキヤ」感が満喫でき、もう味なんてどうでもいいのだ。
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さらに、名人的な薄切りのチャーシューもハムみたいな味わいで、この安っぽさ加減にもシビれる。
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カレーのサイズが普段食べることがないくらいの少なさでもあり、ご飯とカレーソースの配分が分からなくなり、そのまま食べ進むとどちらかが先になくなってしまいそうなので、途中からはかき混ぜてしまい、どちらかが残ってしまうことのないようにしていただく。
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「スガキヤ」の安っぽさを堪能しながら食べ進み、ラーメンもカレーもあと1口というところまできた。
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普段はラーメンは塩分摂り過ぎを避けるためスープはできるだけ残すように心掛けているのだが、「スガキヤ」の場合はどうしてもスープも飲んでしまい、ラーメンは全つゆで完食。
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今回初めて箸は一切使わずラーメンフォークだけで食べることもできた。

「スガキヤ」以外では見掛けず使いづらいと思っていたが、やってみればできるもんだな。

ラーメンもカレーも決してすごくおいしいというわけでもないが、これで両方食べて580円だから満足感は高い。

「スガキヤ」が好きで好きでしょうがないというわけでもないから、近くにお店がある福井に来てからでもたまにしか食べなかったが、福井県内3店舗だけでなく石川県にある6店舗も含めて北陸地方の全ての店が今月一杯で閉店してしまうと決まってしまい、10月以降は滋賀県の長浜か岐阜県の高山まで行かなければ「スガキヤ」は食べられなくなる。

そこまでしてどうしても食べに行きたいというほどのものではないので、気軽に食べることはできなくなるのは残念である。
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