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2020年09月01日05:43

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コロナ禍の熱中症対策


熱中症といっても去年と比べると亡くなっている方が去年の半分以下です。マスク装着するので逆に熱中症に気を付けているのかもしれません。今年の8月は3週間で1400人の方が熱中症で救急搬送されています。

熱中症とは高温多湿の環境下で、体内の水分及び塩分のバランスが崩れたり、体内の調節が機能しなくなって起こります。さらに、新型コロナウイルス感染予防の為のマスクが、身体に熱をこもりやすくしているので、喉の渇きを感じにくくなったりして、脱水症状等を引き起こしてしまいます。

熱中症の環境は、高温多湿、風がない、締め切った屋内などで、激しい労働や運動、長時間の屋外作業などを行なった場合で持病がある、低栄養状態、二日酔いや寝不足などで体調不良の時などに起こりやすくなります。軽度の熱中症の症状は眩暈、立ち眩み、筋肉痛、汗が止まらないなどです。

中度の熱中症になると頭痛、吐き気、倦怠感、虚脱感などで、重度の熱中症だと意識がなくなる、痙攣、高熱などとなり、死に至る危険もありますので、迷わず救急車を呼ぶことをお勧めします。汗をかいたら、体内の塩分が失われるので、低ナトリウム血症にご注意ください。たくさん汗をかくと、喉が渇くので水やお茶をたくさん飲みします。

だが、一度にたくさん水分を飲むと、体の塩分濃度がさらに下がり、低ナトリウム血症の状態になり危険です。水分補給は、ノンカフェインで塩分も忘れずに接種することです。カフェインは利尿作用があり、飲んだ分だけ尿として排泄されてしまいます。麦茶はカフェインが含まれていないので有効です。

水分だけ摂取した場合でも、塩飴やお煎餅などを一緒に食べるとよいです。スイカには塩を少々振りかけて食べると、水分と塩分の補給として最適です。水分補給は、喉の渇きが現れる前に、汗をかく前と後に、こまめに摂取することをお勧めします。

ちなみにアルコールは全て利尿作用があります。特にビールは一番利尿作用があり、例えば1リットルのビールを飲むと1リットル以上を尿として排泄しますので、水分補給という点ではマイナスです。スポーツドリンクは、塩分、糖分、電解質の補給ができますが、500CC以上飲むと、糖分の取り過ぎになるので、飲み過ぎないことです。

汗をかくことで、体温は下がります。これをすぐ拭いてしまうと、体に熱が溜まるので、また汗をかくという悪循環になります。水で濡らしたタオル等で顔や体を拭くといいです。マスクは、新型コロナ対策として、飛沫の拡散予防に有効ですが、一方、高温多湿の夏場では、熱中症のリスクが高くなると言われています。

屋外で、人との距離が十分とれる時はマスクをはずしましょう。外出するときは、帽子・日傘など、日よけになるものもお忘れなく。熱中症予防には、エアコンが有効と言われています。ただ、今までの家庭用エアコンは、室内の空気を循環させるだけで換気機能がない製品がほとんどです。

新型コロナウイルス対策としては、換気が重要で、冷房しているときでも窓を開けたり、換気扇を使うようにしましょう。睡眠時には、エアコンの設定温度を少し高くして、切らないようにと専門家も指摘しています。

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