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2020年07月05日11:53

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カブトムシの謎氷解

戦時中の森永キャラメルの広告は勇ましい。
「空爆にキャラメル持って!」
キャラメルを慰問袋に入れて兵隊さんの応援が趣旨。

他にも爆弾チョコレート。

一番感心したのは、森永キャラメルの箱の中のカブトムシ。
日独(伊は脆弱で頼りにならなかった)の子供が登場する
キャラメルの箱に昆虫採集の虫を入れる。
これは熊楠で一目瞭然で、戦前からあった昆虫見本展示。
アングルを変えて登場。

この広告でかねてから疑問に思っていた「カブトムシ」の
一部が氷解ww。
発端はLudwig Wittgensteinの「箱の中のカブトムシ」。
「カブトムシ」によって何が指示されているかは、
言語ゲームが円滑に続行している限り問題ない、
不問に伏されるというものだ。

日本で一般に呼ばれている「カブトムシ」はドイツにいない。
エゲレスにもいない?!
カブトムシと引くとbeetlesと出てくるが、クワガタもカミクイも
あちらではbeetles→カブトムシという流れ。
これ、昔から不思議に思っていた。

学校ではbeetlesをカブトムシと一意的に教えられてきている。
これはmisleadingである。beetles plus imagesでググると
カブトムシはもちろんだが、さまざまな甲虫が出てくる。

https://www.bing.com/images/search?q=beetle+images&qpvt=beetle+images&form=IGRE&first=1&scenario=ImageBasicHover


そこで、beetleは甲虫の総称。
これが、"a beetle in the box"「箱のなかのカブトムシ」問題
の背景にある。
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