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2020年07月03日15:13

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今日のワシントン・ポスト紙のCOVID-19 UPDATEより

1)今年になって職を失った人の内、1400万人以上人が再雇用されずに失業状態にあり、大恐慌の最中の記録を遥かに超えた失業率となった。
この調査は幾つかの州に経済活動再開の計画を突然中止させ、多くの従業員を自宅待機に追い込んだあの感染率急増の前の6月中旬におこなわれたものである。
先週には新たに失業届をだした人が1400万人に達した。

2)6月初旬に行われた連邦準備銀行の会合でまとめられた報告書によれば、連銀は、新な感染拡大が起こればより深刻な不況に陥る危険があると考えていた。
そして、この会合のあった時よりも、現在の感染者発生率は2倍以上に膨れ上がっているのだ。
更に今週木曜日の両院予算委員会が出した予測では、この記録的な失業は2030年頃まで続くだろうと言われている。

3)新型コロナウイルスの感染が特に酷かった5州の調査記録によれば、通常の春に比べて、パンデミック発生後の最初の3か月間に発生した心臓発作による死亡者数が8300人も多かった。この調査結果を見ると、多くの人が新型コロナウイルスの感染をおそれて、病院へ行くのを避けた結果、他の病気を悪化させて死亡したことを物語っている。

4)今回の新型コロナウイルスは感染が始まった頃から、より感染力を高めるように遺伝子を変異させてきた証拠が明らかになっているが、木曜日に上院で証言したNIH (国立衛生研所)のフランシス・コリンズ博士は、現在開発中のワクチンはこの変異にも有効でなければならないと語っている。
その一方で、FDA (アメリカ食品医薬品局)のステファン・ハーン理事は”Good Morning America”の番組でワクチンを今年の末か来年の早い時期までに完成する見通しだと語り、多くの専門家から楽観過ぎるとの批判を浴びている。

5)フロリダ州ではこの木曜日に1万人の新規感染者数を記録し、パンデミックの初期にNY市が記録した、一日の感染者数に迫る勢いである。

6)ウイルスの危険に曝らされて、参加者が激減したトランプの先月のタルサ選挙大集会は山のようにたくさんの問題を提起した。スタッフの中に、シークレット・サービスに強制隔離された感染者がいたとか、検査方法に問題が発覚したなど。
トランプは相変わらず、ウイルスはその内に消えて無くなると主張したりしている。これは原爆は爆発した後には消えてなくなるというのと同じような論理だ。






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