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2020年06月14日17:42

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『毛沢東の私生活』

毛沢東の主治医だった李志綏(リチスイ)が著わした
『毛沢東の私生活』を読みました。
14歳の少女は登場しませんでした。
10代後半の少女たちという言及はありました。
毛沢東は12歳で童貞喪失。相手も12歳でした。

毛沢東はlove lifeは10代初めから60歳くらいまでと
考えていたのですが始皇帝や他の皇帝が後宮に
3000人を侍らせていたように、若い女性たちから
精気をもらえると信じていました。
コロナウイルスの時代だったら、毛沢東は常に危険に
晒されていたでしょう。何しろ、お風呂に入らず、
歯は磨かず、性病持ちだったからです。
身体を拭かせ、マッサージをさせていました。
お風呂を薦めると女性たちにきれいにしてもらっていると反論。
また、歯を磨かせたのですが、すぐにやめてしましました。
以前のようにお茶でうがいをしました。

初体験12歳を考慮すると、14歳の少女と云々も充分に有り得た
でしょう。その場合、故意に書かれなかったのかもしれません。
相手の女性に性病をうつさないために毛沢東には禁欲をDr 李が
勧めたと友人から聞いていましたが、この本には全く出て
いません。新聞用に書かれたのでしょう。

『毛沢東の私生活』には他にもおもしろいことが書いてあります。
曾祖父は同治帝のお抱の医師だったこと、皇帝は夜平民に変装
してフートンにある娼家を訪れ、梅毒に罹ったこと、母親の
西太后が激怒し,疱瘡として治療するように命令したこと、
曽祖父は高い官位を喪失したこと、宮仕えをするな!が家訓に
なったこと。祖父も父も医師。父はフランスに留学し、
フランス人の妻と帰国。当時は一夫多妻。
などなど。

新庄哲夫訳、文藝春秋、1994年
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