亜塩素酸Naは、卵や柑橘類の皮、生食用の野菜、さくらんぼ、ふき、ぶどう、桃などを漂白するために使われます。しかし、毒性が強いため、使用には「最終食品の完成前に分解または除去すること」という条件が付いています。
この条件が付いていると、「食品には残れない」という理由で、表示が免除されます。したがって、使われていても消費者にはわからないことになります。ラットに体重1�圓△燭蝪亜Γ隠僑毅腓琉 ̄�素酸Naを食べさせると、その半数が死んでしまいます。
人推定致死量は20〜30gで、添加物の中では急性毒性が強いほうです。慢性毒性もあります。飲料水に0・01%という少ない濃度の亜塩素酸Naを混ぜて、マウスに30日間飲ませた実験では、赤血球に異常が見られました。
また、同じ濃度の水を妊娠したマウスを飲ませた実験では、生まれた子供の体重が普通よりも少なくなっていました。母マウスの消化管が影響を受けて食欲が低下し、おなかの中の子供に十分に栄養が行かなかったためと考えられます。
さらに、最近、遺伝子を突然変異させたり、染色体を切断する作用もあります。こうした化学物質は、人間の遺伝子にも作用して突然変異を起こさせ、細胞をがん化させる可能性があります。
ただし、必ずしもがん化が起こるというわけではありません。そういう可能性があるということだけです。食品を亜塩素酸Naで漂白した後は、ふつう水で洗い流しますが、それが不十分の場合、残ってしまう心配があります。
アルギン酸エステルは、昆布やわかめなどに含まれる粘性物質のアルギン酸と、溶剤のプロピレングリコールを結合させたもので、正しくは「アルギン酸プロピレングリコールエステル」といいます。動物実験では毒性はほとんど認められていませんが、アレルギー体質の人が摂取すると、皮膚発疹を起こすことがあります。
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