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2020年04月28日00:12

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佐賀紀行20 扇屋

 3月22日日曜日は古湯温泉の扇屋に泊まりました。
 https://www.google.co.jp/maps/@33.3717466,130.2076441,19z
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 東京在住の親友バカネコ氏とはここで合流です。バカネコ氏は1500時頃には着いていたそうです。
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 扇屋は明治18(1885)年創業の老舗旅館ですが、現在は戦後掘削された徐福泉を引いています。
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 明治43(1910)年には福岡県久留米市出身の洋画家青木繁(1882〜1911)が肺結核の養生のため逗留していました。
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 名作《浴女》と《温泉》は扇屋で描かれました。
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 上が《浴女》、下が《温泉》です。
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 山形県出身の歌人斎藤茂吉医学博士(1882〜1953)も、長崎医専教授をしていた大正9(1920)年9月〜10月にスペイン風邪の療養のため扇屋へ逗留しています。
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 茂吉逗留の間跡です。
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 部屋は別の場所に移築され、跡はオープンデッキになっています。
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 宿の裏には茂吉の歌碑が立ちます。川上川は嘉瀬川上流の別名です。
 「うつせみの 病やしなふ 寂しさは 川上川の みなもとどころ」
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 さて、我々の部屋は三階の306号室でした。
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 ハンモックもあります。
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 部屋からは城山を正面に望む事が出来ました。
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 ロビーです。コロナ騒ぎのせいか、他の客は一組だったみたいでした。
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 私が宿に入ったのが1845時で、食事は1900時でしたから、すぐに二階の中広間へ向かいます。
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 我々のメニューは「すき焼き会席」でした。
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 佐賀産和牛を煮込みます。
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 最高の味でしたるんるん
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 藻屑蟹(モクズガニ)も出ました。
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 蟹味噌が美味しかったです。
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 鮎の甘露煮です。
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 鯉のあらいです。
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 茶碗蒸しです。
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 お澄ましです。
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 デザートも美味しかったです。
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 食後は渡り廊下で結ばれた嘉瀬川沿いの別棟にある大浴場へ向かいます。浴槽の写真はHP等から拝借して来ました。
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 扇屋の大浴場は源泉かけ流しですが、入浴タイムは1500〜2200時と0700〜0900時のみですから、ちょっと窮屈でした。露天風呂が無いのも残念です。
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 要目は以下の通りです。
【泉質】アルカリ性単純泉
【泉温】40℃
【pH】9.41
【効能】痛風・動脈硬化症・高血圧症・慢性胆嚢炎・胆石症・慢性皮膚病・慢性婦人病etc.
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 源泉から引湯して来る間に38℃程度の「ぬる湯」になって、冬季はちょっと寒いので、加熱した熱い湯の浴槽もあります。
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 306号室からの夜景です。この日はお互い疲れていたので2200時頃には寝てしまいました。
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 3月23日月曜日は0700時頃に目覚めて再び風呂に行ってから、夕食と同じ中広間へ朝食に向かいました。この日は快晴の予報でしたが、朝のうちは曇っていました。
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 朝食は0800時からで、ゆっくり目です。
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 こじんまりした宿で、団体客が来る事は無いので、のんびりしたタイムスケジュールになってるんでしょうね。
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 鰆(サワラ)が美味しかったです。
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 ビール代を除き、一泊二食11700円でしたから、かなり安くてお得な宿でした。
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《続く》
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