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2020年04月26日12:07

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TVはブレーキかけてアクセルふかしてない!

■TVはブレーキかけてアクセルふかしてない!

ニュースショーやワイドショー、バラエティのエンディング近くになると、3密を避けてください。ステイホーム、セーブライフ。ステイトウキョーというアピールが必ずと言っていいほど行われています。もちろん都知事の定期会見も死者数と感染者数が発表されて危機を訴えています。

テレビの画面を見ても、人と人の距離が離れていたり、テレワークでコメントのタイミングがずれて、ぎくしゃくしたやりとりが普通になっています。感染に気をつけているのはそこまでで、放送している内容はどうでしょう。

バス旅、電車旅、温泉旅館で温泉三昧と地元の料理を楽しんだり、景色のいいところを旅したり。街を散歩して名物を食べたり、焼肉屋さんの肉自慢。平常だったら当たり前の番組だけど、他県に行くな、3密するなと言っておきながら。TVの内容は自粛じゃなくて外に出ようよ、旅に行こうよ、美味しいもの食べに行こうよな内容じゃないのか。矛盾しているように思える。

一方でブレーキかけているように見えて、やっている内容は外に出て遊ぼうよとアクセルをふかしているみたいで、そこに感染を防ぐという確たる倫理の方向性があるのだろうか。ドラマの収録ですら密になると収録できていないというのに、放送局のコンプライアンスはどうなのだろう。

本当はこんなこと言いたくない。自粛という萎縮というのも如何なものかというのが本音なのだが、今のTVの旅番組とグルメ店紹介番組は、一般人に自粛を求めている世の中で、できないことを代わりにやっているので、目で楽しんでくださいというつもりなのかもしれない。

マンマの作った美味しい家庭料理、フランス料理の名店、ニューヨークの名店でも、確かに平常時なら見るのは楽しかった。今は、そこや周辺がどうなっているのかの方が問題じゃないのか。デモや暴動、医療従事者の疲弊や医療崩壊、医療物資不足、感染者や親族にあえないたくさんの棺、その現実を見て日本が学ぶことがあるんじゃないの。

だけど、これはどうなんだろう。番宣を見てびっくりした。このご時世だからできないでしょう、タレントが代わりにチャレンジするので、楽しんでください的なキャッチでした。本当にそれでいいのか?。外へ出られないで我慢してストレスをためている人たちの気持ちを刺激していないか。

とにかく表現の自由はあるので微妙な問題で、どこで線引きするのかがとても難しいけど、感染防止のために自粛を訴えているのと、この姿勢の違いはどうなんだろう。刑事ドラマでも、時代劇でも、子供向け番組、音楽番組、昔のスポーツコンテンツでも、このご時世なだけに、いろいろ総合的に考えて放映して欲しいな。


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