今日は、「新聞投稿欄」より。(昨年8月の日記からの引用です)
愛知県33歳男性の投稿より。
「NHKから国民を守る党」が参院選で議席を獲得してから、NHKによる受信料徴収の是非を再考するようなテレビ番組が増えたように感じる。
特に、「NHKの番組は見ないから、受信料を払いたくない」といった意見が、バラエティー番組や政治番組でも見られるようになった。WOWOWなどの有料衛星放送と同じ感覚で捉えている人も多いようだ。理解はできる。しかし、とても狭量な考えと感じる。
NHKの番組では、手話通訳放送、ニュースの2カ国語放送なども行っている。他の民放局ではほとんど見られず、番組制作にはその分費用がかかっていることが推定される。ろう者や、日本語が理解できない人にも情報を届けようとする姿勢は素晴らしいと思うし、公共放送ならではだと思う。
自分がNHKの番組を見ないからといって受信料の支払いを拒否することは、こういった視聴者を疎外することにならないだろうか。より良い共生社会のためにも、NHKの番組を見ない人も、社会福祉の一環と考え、公共放送を育ててやるぐらいの姿勢を見せてほしいと思う。
ネット上にあふれる、「受信料反対」のコメントのオンパレード。
そんな中、新聞投稿欄でふと見つけたこの意見に、思わず「ほぅぅ」と声を出してしまったほど(^_^;)
次はこちら。
千葉県19歳女性の投稿より。
私は近年の「パワハラだ」と過剰に騒ぐ風潮、それにより萎縮した部活動の指導に違和感を覚えます。
先日、恩師の誘いで中学校のバレーボール部の練習に参加しました。4年前、私たちを厳しく指導してくださった先生。ですが生徒を一度も叱らないので拍子抜けしました。逆に先生に対して敬語を使わず、「これってこれでいいの」などの言葉を連発する生徒に驚きました。
プレーや態度について生徒を叱ったら、練習に来なくなったり、保護者から「うちの子が傷ついています。パワハラじゃないんですか?」と言われたりしたそうです。
私の恩師はたとえ叱っても侮辱するような言葉を使う人ではありません。それでもパワハラなのでしょうか。先生と生徒が、上下関係なく仲良く楽しく練習をする部活動が、近年では当たり前なのでしょうか。
こちらも、昨今の「パワハラ絶対悪」…って、まあ「パワハラ」が「善」なわけはないのですが…この微妙な言い回しを理解してもらいたいです(;・∀・)
今の世の中、「自分と違う意見」をとことん否定する風潮にある気がしてならないんですよ…
いわゆる「少数意見」というものになってしまうんでしょうが…
たとえば…
原発を肯定する意見。
沖縄県内での、沖縄基地移設を容認する意見。
高齢ドライバーを認める意見。
少年法の意義を考える意見。
憲法改正を肯定する意見。
などなど…
面と向かっては言い出しにくい、こうしたデリケートなテーマだって、語りたい人はたくさんいるはずなんです。
でも、周囲がそれをそれを認めない…ということなんでしょう。
だからこそ、ふと、新聞投稿欄でこういう意見を見つけて思わず声が出てしまったんです。
ちょっととりとめのない内容になってしまいましたが、今日はこんなところです(;´∀`)
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