「行政への批判」は分かるけど…
行政が様々な対策を打ち出すたび、巻き起こる、ネット上の批判…
「理解できるもの」もあれば、「的外れなもの」も多い多い…
いくつか見ていきたいと思います(;^_^A
「緊急事態宣言」が遅すぎた批判。
これは「理解できるもの」ではあります。
だけど、こういうのは「いつ出しても」批判されるんですよ(;'∀')
「もっと早くに…」と簡単に言いますけどね…
この「もっと早く」というのは、人それぞれ、感じ方はまったく違ってくるんです。
個人的には、都内で感染者が急増してきた辺りかなとも思うんですが…
それでも「遅すぎる」という人は出てきますからね。
「アベノマスク」批判。
これは、いろいろ批判があるのは重々理解できます。
ただ、専門家の分析を見ると、こんな感じなんですよ。
「あくまで2枚配布というのは、足しにしてくれというもの。これで家族全員賄えなんていうものじゃないんですよ。しかも、洗って再利用できるんですから。」
「外出自粛要請」批判。
批判するのはまあ分かります。
ただ、「要請」をするのとしないのとで、やはり企業側の対応も違ってくるんです。
繁華街で、通常「1万人」通行しているのだとして、これが「3000人」になっても、一定の効果はあるんですよ。
なにも「ゼロ」を目指したいものではないし、それはどだい無理なことは、誰もが分かっているんです。
そこで働いている人。そこに買い物にくる人はいるわけですし、その人たちを締め出す目的でないことは、行政も口を酸っぱくして言っているわけですから。
ただ、「意味もなく出歩かないで」という趣旨で出されている要請であることは、肝に銘じてもらいたいんです(-_-;)
「営業自粛要請」批判。
これは、補償などさまざまな問題が生じてきます。
東京都はいち早く打ち出し、神奈川県もそれに追随。
千葉県は、財政上の問題で「横並びはできない」としていますが、これはこれで仕方ないでしょう。
「緊急事態宣言は5月6日まで」批判。
これも「的外れなもの」がたくさん見受けられました。
これはあくまで「専門家の意見を踏まえたもので、接触を8割削減できれば2週間でピークアウトできる。その様子を見るために、一ヵ月の宣言とする。」
これが趣旨なんです。
それがやれ「8割なんて削減できるかよwww」
「一ヵ月でコロナが収束するなんてホントに思ってるの?」などなどたっくさんありましたがね。
「一ヵ月で収束できるから、宣言は5月6日までとする」ものではない、ということだけご承知置きくださいませ。
最後はこれです。
「東京五輪は来年に延期」批判。
東京五輪は、感情抜きに考えたら、「中止」が適当だったんだと思います。
実際、戦時中はそれを決断していましたからね。
ただ、日本は1940年の主催五輪中止。1980年の五輪ボイコットという「苦い経験」があり、それを踏まえれば、簡単に「中止」と言ってはいけないはずなんですよ。
「中止」にしたいネット世論を分析してみると…
「予算の無駄遣いだから」
「そんな金あるなら被災地復興に回せ」
これはもうずっっと前からの批判ですからね。
「なぜ来年で収束するなんて言えるのか」
ここに関してだけ。私なりに分析してみますが…
「過去の疫病(SARSなど)の収束状況を鑑みて、半年から1年の猶予をとった」というものなんでしょう。
それに、東京五輪を夢見てきたアスリートもたっっくさんいるんです。
そのアスリートたちの「夢」を壊してまで「中止」にするのが果たして賢明なのかということなんですよ。
そういう意味での苦渋の「1年延期」だったということなんです。
「TOKYO2021」ではなく、「TOKYO2020」になる意味。
これはあくまで、「2020年の東京五輪を一年延期する」という意味に他ならないからなんです。
来年までに、改めて「予選」なり実施すれば、当然選手たちのレベルやピークは違ってくるはずなんです。
だけど、あえてそれをせず、「2020年東京大会出場内定者」に絞ることも、最後の温情なんだろうなと。
思ったんです。
当然、ここへの批判も理解はできますが、上記の理由からだということを納得してもらいたいんですよね(;^ω^)(無理だよなぁ…)
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