写真は順に
*NASHプロジェクト「キラメク」チラシ
*劇団銅鑼NO.54「蝙蝠傘と南瓜」チラシ
萬劇場にてNASHプロジェクトの
「キラメク」を観劇。
今の時期は、新型コロナの影響で主宰者側も何かと大変、心からお疲れ様でしたと言いたい。
脚本は「劇団劇作家」の有吉朝子さん。
実力派の客演陣と脚本の力強さで、同団体では過去最高に見応えのある作品に仕上がっていた。
願わくば、もう少し上演時間が短いとありがたかったけれど。
女中役の野村須磨子さんが秀逸。
初めて観たRICOさんの老け役もなかなか良かった。
そして主人公・蓮を演じた永吉ユカさん、男勝りの気風の良さがカッコ良かった。
もっと詳しい観劇日記はこちらから↓
https://bambi-yuuki.at.webry.info/202003/article_5.html?1585071820&fbclid=IwAR2j9Kwwie8eAptuRMstPhP1QoyYA2_JQC4iPqfVFfef5_IgOytpPLp-rbc
銅鑼は初観劇だった。
思えばまだ大阪に居て、演劇雑誌を見ては劇団員募集の案内をチェックしていた頃、「新劇」なんかによく宣伝が載ってた劇団さんだ。
もしかしたら研究生募集に応募してたかもしれなかった劇団だったが、本日観劇して思ったのは、つくづくここに入らなくて良かったってこと。
もっとも、当時のアタシじゃ入所試験で落ちてたかも…だけどさ
主役が昨年秋のアタシ主宰の公演に客演してくださった女優さんだから見に出かけたけど、板橋くんだりまで出かけて、こんなもの観させられたか…と
実在した日本初の女性写真家の物語。
最後の方で葛飾北斎の娘・お栄が登場した時は「おお
」と色めき立った…お栄、明治維新まで生きてたのか
って、でもその一瞬だけ。
前から3列目までに陣取ってたジジババはよく笑い、終盤は鼻もすすって感激されてたようだが、私は上演中3分の1は寝てた。
もう、ほんっとに芝居が古い。
声張り上げ過ぎてうるさいし。
信じられないくらい棒読みセリフを吐く役者さんも居て、え?なんなん?、これって。
また、そこそこの役もらってんだよね〜、その人…意味がわからん。
主役の旦那さん役を演じた方は、色気があって素敵だと思った、これほんと。
これは銅鑼の役者のせいなのか、作•演の詩森ろばさんのせいなのか…
ものすごく退屈した…役者がセリフ言うたびにイライラした…だから寝た、しんどくて。
幕末から明治維新にかけて、こんな素敵な女性が実刺したのだという事実のみ、受け止めて帰途に着いた。
折しも新型コロナ肺炎騒ぎの中、終演後の面会も無く、こういう芝居を観た時には誠にありがたいコロナなのであった
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