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2020年02月24日10:53

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音楽喫茶でのライヴ

音楽喫茶でのライヴ(2/16、あんさんぶる)が
無事終了した。

プログラム
ベートーヴェン ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
リスト 超絶技巧練習曲第11番「夕べの調べ」
ショパン ソナタ第2番「葬送行進曲付き」

アンコール 
グラナドス アンダルーサ
シューマン トロイメライ

ショパンのソナタは難曲だが
今回、この曲に取り組んでみて、
いままで思っていた以上に、
圧倒的な、爆発力のある曲だと思った。
数ヶ月間、この曲を練習するのは
非常に刺激的な体験だった。
傑作とともに生活するというと変な言い方だが
そんな感じなのだ。

アンコールの2曲は好評だった。
アンダルーサはまた弾きたい。

風邪やインフルエンザによるキャンセルが
相次いだのは、仕方ないともいえるが、
新型ウィルスは、この先どうなるかわからないので
演奏会をする側としては、非常に頭の痛い話だ。
祈るしかない、というところだろうか。

今年はベートーヴェンイヤーなので
(生誕250年)
オールベートーヴェンプログラムを
ぜひやりたい。
それまでに新型ウィルスが終息すればいいのだが。

ライヴ終了後、なんとなく古本屋に入ってみると
ちょうど探していた車谷長吉の「漂流物」があった。
よく見ると、「漂流物」以外にも、車谷の文庫本が
計4冊もあった。

民放FMの、坂本龍一の娘がやってる番組に
曽我部恵一(サニーデイサービスのヴォーカル)が
ゲストで出演していて、
車谷の小説「漂流物」を紹介していた。

車谷のことはまったく知らなかった。
wikipediaで調べると、
「『反時代的毒虫』としての『私小説作家』を
標榜しており・・・、
近代と自己に疑問を投げかけるような
苛烈な私小説において評価を受けた」
とある。

これは面白そうだと思い、「漂流物」を探したが
文庫本はすでに絶版、
ブックオフなど、古本屋を探したが
なかなか見つからなかった。

それがやっと見つかったのである。
積ん読となっている本の山を整理して
できるだけ早く読むことにしたい。


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