毎日新聞の2月6日号にミューオンで見る世界と言う記事が載っていました。レントゲンで人の体を透視するように、ミューオンで古墳やピラミッドを透視しようとするものです。
ミューオンと言う素粒子は、百万分の2秒と言う短時間の寿命しかありませんが、光に近い速度で飛んでいますので実用できるのです。移動速度と時間の進み方には関係があります。またもやアインシュタインの相対論です。光の90%の速度の場合、時間は44%しか進みません。光の99%ですと14%になります。
ミューオンは一秒間に1000個、人体を貫通しています。
奈良の橿原考古学研究所が箸墓古墳を透視するそうで、結果を特別展「出雲と大和」で公開するそうです。
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