年末年始にたまたまブレードランナーファイナルカット版/ブレードランナー2049を続けて観た。それで旧い友人とブレードランナーの話でそこそこ盛り上がったりした。
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ブレードランナーは1982年公開の映画だから、もう40年近く前の作品か。だからか、レプリカントが紙の写真を見ているシーンに違和感。今でさえ、紙の写真を観ることは稀で、スマホのような電子デバイスの画面だろう。人間か?レプリカントか?を見分けるためのフォークトカンプフテストも、2〜30の質問を行い、その質問に対して瞳孔/発汗/体温/心理の変化を観察するという、とても効率の悪いものに思えた。もっと手間暇かけずに見分けられるような手段/方法を使う方が自然だと思えた。
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ということで、人間とレプリカントとの見分け方だ。最初、自分は区別用のバーコードを刺青か何かで消えないように身体に書き込めば良いのでは?と思った。が、これは外科的手術で皮膚を取り替えたりしたら誤魔化せそうだ。
とある友人は、顔つきの代表点をわずかにずらすことで、人間の生身の目には区別できなくても、検査機でズレを検知することで区別できるのでは?と言っていた。でも、その代表点も整形外科的な処置でどうにかできそうな気がする。
虹彩認証は? コンタクトレンズなどをしていても高い精度で認識されるとか。でも眼球そのものを取り替えたりしたら?
明らかに人間の体格としておかしいバランスで身体を作るのは? 例えば極端に足が短いとか。極端に顔が上下に長いとか。でも、それだと人間の代わりの労働力として成立するだろうか? 肉体労働系だと辛いかもしれない。また周囲の人間に不快感を与えてしまうことだって考えられる。そうなるとレプリカントそのものの価値が下がりそうで、あまり良い方策とは思えない。
レプリカントにのみ、ある種の記憶が植え付けられていて、またはある種の記憶が欠落していて、その記憶の差異で判断するのはどうか? レプリカントが演技に長けてしまったら意味無さそう。
DNAの一部に特別なパターンを埋め込むのは? レプリカントが作れる時代であれば、人間のDNAも相当解析されていて、どこをどのように書き換えるとどれくらいの影響があるか?のノウハウも溜まっていそうだ。自分が思いついたものの中では良さそうな気がする。
と、ブレードランナーで妄想中。
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