阿武山観測所見学

・今日は岸和田自然資料館から、京都大学・阿武山観測所見学会に参加した。なんでも日本の地震研究の発祥とも言える施設とのこと。大阪府下にこんなところがあるとはしらなんだ。ただ、あまり一般的には知られていないようで、見学なども最近になってから行われているよう。
　建屋は昭和初期に建てられた、レトロな雰囲気の重厚な建物。中に入ると明治時代からのものなど、様々な地震測定器が展示されていた。地震の起こる仕組みなどの模型も中々面白い。地震計の仕組みなどの解説も良かった。
　更に更に!もっと驚くべき事に、すぐ横に中臣鎌足…藤原鎌足の陵墓があるのだ!それもその地下には今でもご遺体が眠っているという!その貴重なレントゲン写真なども見せていただいた。鎌足と言えば、中大兄皇子と組んで当時の権力者だった蘇我入鹿を斬って大化の改新と言うクーデターを起こした人物。その人が眠る場所に来ていたとは・・・
　いやあ…科学と歴史のコラボ。実に良い日であった!