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2020年01月08日05:50

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タマゴは何個食べても大丈夫


随分、昔からタマゴは一日に一個とか三個までなどと健康番組でも言われたことがあり、なんとなくの意識の中に「卵の食べ過ぎはよくない」というイメージがあるのではないかと思います。確かに卵はコレステロールが含まれているため、卵をたくさん食べると高コレステロールになってしまうという懸念があるでしょう。

しかし、欧米ではオムレツ一人前に平気で卵3つ4つ使うことがあります。キッシュという焼きプリン上の料理も、山ほど卵を使っています。コレステロール自体は糖質であり、細胞膜やホルモンなどの材料になるほか、栄養素にも使われる大切な栄養素です。

生体にはコレステロールの摂取量にかかわらず一定量を保とうという機能があるため、バランスが取れていますが、何か要因が加わる事により、コレステロールの血中バランスが崩れることがあります。健康体であれば4つや5つ程度ではそんなトラブルは起きません。

悪玉のLDLコレステロールは、善玉のHDLコレステロールによって肝臓に運ばれて処理されます。ただし悪玉といってもLDLコレステロールは、肝臓から血中にコレステロールを運ぶ船のようなもので、それが全身の細胞にいきわたり、ホルモンや細胞膜の成分となります。

そこで余ったものがHDLコレステロールという別の船で肝臓に戻されるという仕組みなのです。そのバランスが崩れると、LDLコレステロールが回収されず、血管中にたまって活性酸素と融合し、「酸化LDLコレステロール」となって動脈硬化を引き起こします。

体が正常に機能していれば、何十個も卵を食べない限り、そこまでのコレステロール過多になりません。内臓がうまく機能していないなど、体内にトラブルがあるときに悪玉コレステロールが過多となるのです。

むしろ、卵に含まれる「レシチン」という栄養素のほうを重要視したほうがよいでしょう。レシチンは脳や神経細胞を作る材料になります。また、水と脂肪を融合させる作用を持っており、善玉コレステロールが脂質を回収しやすくする機能を持っているのです。

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