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2019年12月30日00:39

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【演劇】2019年度 今年の10本

Rosas 『至上の愛』
モダンスイマーズ『ビューティフルワールド』
文学座『ガラスの動物園』
DULL-COLORED POP「福島3部作・一挙上演」
akakilike
 『眠るのがもったいないくらいに楽しいことをたくさん持って、
  夏の海がキラキラ輝くように、緑の庭に光あふれるように、
  永遠に続く気が狂いそうな晴天のように』
iaku『あつい胸さわぎ』
平原演劇祭 廃墟撮影会演劇「アラル海鳥瞰図」
KUNIO『グリークス』
劇団桟敷童子『獣唄』
青☆組『Butterflies in my stomach』
 
次点は名取事務所の『屠殺人ブッチャー』。Rosasを落として、素直に全部演劇らしい演劇にしようかとも思ったが、それも逆に制度的だと思い、泣く泣く落とした。
 
 
特に順位は付けず見た順番にしているが、中でも優れたトップ3は以下の3本。
 
劇団桟敷童子『獣唄』
文学座『ガラスの動物園』
KUNIO『グリークス』
 
桟敷童子の『獣唄』は村井國夫が急病で降板し、原口健太郎を代役として再開した最初の公演だった。それだけに「この上演だけは絶対に失敗させられない」という役者たちの熱量が尋常ではなく、熱い感情が怒濤のように渦巻いていた。戯曲も近年の桟敷童子としては最も練られたものだったが、おそらくあの上演がベスト中のベスト、奇跡のような回だったと思う。
『ガラスの動物園』は、これまで芝居を見たことも戯曲を読んだこともなく、この公演で初めて接したのだが、これまでの人生で出会った戯曲の中でも五本の指に入るほど素晴らしいものだった。文学座の上演は、その戯曲の魅力をストレートに伝えてくれる舞台だった。
KUNIOの『グリークス』は、ギリシャ悲劇に潜むテーマ性を現代的な形で描きつつ、祝祭感溢れるエンタテインメントに仕上げていた。10時間があっという間の面白さ。
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