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2019年12月25日04:25

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TVドラマ・観劇・朗読会

写真は順に
*TVドラマ「みをつくし料理帖」NHKHPより写真引用
*イマシバシノアヤウサ 『モジョ ミキボー』チラシ
*リーディング・カフェ「ピカイチ」にて

待望のみをつくし料理帖
2017年にシリーズで放送されたドラマの「その後」が前後編二話で放送される。
原作:高田郁「みをつくし料理帖」、脚本:藤本友紀
このドラマが大好きで、シリーズ時の最終回録画はまだ消さずにとってあるくらいだ。
先週土曜に前編を観た。
切なくてツライけど、江戸時代の女の人生ドラマに感嘆。
その後で2年前の最終回を観直したら…あっ!と驚いた。
澪(みお)の思い人と、澪に恋する医者の青年が、2つの回でそれぞれ同じ意味の言葉を彼女に伝えていた。
「みをつくし」と「心星(しんぼし)」。
北極星のことだ。
人生の道が枝分かれした時、どちらを選べばいいのか澪は悩んでいたが、彼らの言葉に従って決心する。
その決断が切なくて涙が溢れた。
澪には思い人と結ばれなくても成就させたい道があったから。
何もかも捨てて安直に結ばれるだけが女の幸せではない、おとぎ話は要らない。
現実はもっと複雑で厄介なものだ、そういうことがしっかり描かれていればこそ人は心から感動するのだと私は思う。

モジョ ミキボー をシアタートラムで。
Asakoさん、誘っていただき感謝です。
イギリスの劇作家の二人芝居なんて「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」以来かも…と思いながらユニットのHPを見たら、やっぱり二人組の彼らは公演しておられましたね、2015年に。
今回の『モジョ ミキボー』は2010年、2013年とOFF・OFFシアターでロングラン上演された作品。
北アイルランドのベルファストで生まれ、異なる宗教の家庭に育った二人の少年モジョとミキボー、1970年に公開された「明日に向かって撃て!」のブッチとサンダンスに憧れ、戯れて…やがて成長した二人を待つ運命は…。
政治と宗教で特殊な事情を抱える地域の問題は、日本人の私にはなかなかピンと来ないというのが正直な感想だが、がんじがらめな環境から解放されたいと熱望するあまり、乱暴な生き方を選択するに至る心情はわかる気がした。
映像シーンは蛇足に感じたが、これは脚本に元々あるのか鵜山さんの演出なのか…。
男性俳優二人(浅野雅博・石橋鉄郎)の熱演が眩しかった夜。
シミ取りレーザー直後で顔が汚いのと風邪引きのせいで、終演後は直帰、Asakoさんたちと一緒に一杯やれなくて残念な夜でもあった(;´Д`)

下北沢のリーディング・カフェピカイチへ。
ラッパ屋時代の先輩・大草理乙子さんが赤星昇一郎さんとリーディングでコラボ。
会場では、やはりラッパ屋の岩本くんとも久しぶりにお喋りできて楽しいひと時でした。
風邪気味だったので、早々に帰途に着きましたが、皆さんはあれから終演後のお店でゆっくりされたんですかねぇ。
大草さん、お疲れ様でした。

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