今年はインフルエンザの流行が例年よりも早いと言われてます。
どうもラグビーのワールドカップで南半球から来た外国人が持ち込んで来たのでは?とも言われてます。
向こうは冬で、これから夏に成るんですからね〜…
さて、そんなインフルエンザですが、予防接種を毎年受けてます。仕事柄、そんな患者さんと沢山会う機会が有るので…
ココで注意点です。
★いつ打つのか?
予防接種ですが、受けてから体内で定着するのに2週間掛かるそうです。効果は、それから5カ月です。
私の場合、マラソン大会も有るので、その間を狙って打つのですが、副反応で副鼻腔炎に成る事が多いんです。
これで副鼻腔炎に成ると、1週間は使い物に成らないので、マラソン大会には出れない。なので、いつ打つのか?はポイントです。
★受けた後
予防接種を受けた後24時間は副反応に注意です。接種後30分以内は特に注意し、医師と連絡が取れるようにしておきましょう。
昔は接種後はお風呂に入れないって言われてましたが、今は研究が進み、大丈夫だって事が分かってますので、入浴は可能ですが激しい運動は避けましょう。
予防接種ではA型とB型が入ってますが、A型は定着しやすいそうですが、B型は激し運動をすると、定着しずらい様です。折角打っても定着しないと残念ですよね?
さて、この予防接種ですが、受けて居ればインフルエンザに成らない訳では無いです。受けていると、重症化しないんです。ココがポイントですよ!(*^^)v
熱が出ても、あまり高熱に成らないので風邪かと思たらインフルエンザだったって事も有りまます。
次は、治療ですが…
インフルエンザに成ったら、抗ウイルス薬を使って治療します。
代表的なのは、タミフルとかリレンザ、イナビル。昨年から出て来たのがゾフルーザです。
これらの薬剤は、インフルエンザのウイルスを殺す訳では有りません。(キッパリ)
インフルエンザのウイルスは、体内で繁殖して1匹が4匹、4匹が16匹と段々数を増やすんです。
これをヤバイ!と判断した体が熱を上げてその繁殖を止めようとします。
ウイルスは38.5度以上の熱が出ないと動きが弱まらないので、高熱に成るんです。
なのでむやみに解熱剤を使わないのが最近の流行です。
で、抗ウイルルス薬を投与すると、ウイルスの繁殖が停まる。なので体はウイルスが弱まったと判断して熱を出すのを辞める。しかし、ウイルスは生きてるんです。
ウイルスは体内で勝手に死んでくれるんですが、5日は生きてるとと思って下さい。
なので解熱しても仕事とかしてはダメなんです。
そして、最近ニュースにも成ってますが、ゾフルーザは耐性ウイルスが存在するって話しですが、メーカーの学術に聞いた事が有りますが、コレが違うんですよね〜…
耐性ウイルスでは無く、感受性が悪いウイルスが自然界に存在するんです。
どういう事か?って言うと、薬を飲んでも、繁殖を止めるのに少し時間が掛かるウイルスが居るんです。薬を服用してから、24時間で熱が下がる人も多いと思いますが、それが48時間とか時間が掛かる場合が有るんです。
でも、効いて無い訳では無いんです。
では、そんな場合はどうしたら良いのか?って事ですが、漢方薬を使って見ませんか?何を使うか?はその薬局次第ですがね…
38.5度以上の熱が急に出て、それから全身症状が出て、頭が痛くなって、咳が出て節々が痛いとインフルエンザの可能性が高いです。
ココで注意したいのが、高熱+酷い咳=肺炎なので、見落とす事も有るんですよ?
まっ、普段から免疫力を上げる様努力するのが一番ですがね?f(^^;
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