幼い頃は納豆を食べる事が出来なかった。
臭くて。
嫁さんと一緒になってから、毎日の様に食べている姿を見て挑戦、まあ、気が向けば食べるくらいになった。
先日、テレビで魯山人の納豆の食べ方、かき混ぜる回数と言う内容の番組があり、たまたま見ていた。
10回よりも100回、100回よりも200回、200回よりも424回とかき混ぜる事で旨味成分が出るとの事だった。
冷蔵庫に納豆が入っていたので、最近料理好きになったぼくは、夕食も済んでいたけれど即座に納豆を取り出してかき混ぜ食べてみた。
驚いたよ。
本当においしい。
まろやかさも当然出るのだけれど、味が決定的に異なっていた。
魯山人すげーな、と思ったわ。
なにしろ毎日食べるようになってしまったので。
すじこを解してイクラのしょうゆ漬けも最近作るようになったけれど、これはいくらイクラの豪勢感があっても毎日は食べられない。
イカの塩辛も作るけれど、毎日は食べない。
が、納豆はかき混ぜるだけで毎日食べられるな。
ちなみに300回ほど混ぜてからつけダレやからしを投入しあと100回かき混ぜるのがいいそうだ。
424回を越えると、それほど変化は見られず、豆の粒が壊れ始めるので424回がピークだってさ。
ぼくは大体400回を目途にかき混ぜて食べるようにしている。
検索してみたら納豆かき混ぜ器まで販売されていたよ。
それくらい納豆424は定着していたんだね、全く知らなかった。
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