本日は、不眠症で眠れなかったので、夜中に適当にテレビを付けたら。
フランスを代表する64年の名作が上映されていたので、思わず、見てしまいました。
フランスと西ドイツの合作のミュージカル映画なんですが。
このラブロマンス映画なんですが、珍しく全編、セリフを歌わせています。
聖林映画のミュージカルは台詞とミュージカルシーンを分けたのとは明らかに違う、フランス映画です。
映画の評価を深めたのが、何よりも、背景として描かれたアルジェリア戦争だと思います。
フランスは戦後、植民地にしていたモロッコとチュニジアを開放しましたが、アルジェリアだけは手放したくなかったので、何と徴兵してまでアルジェリアと戦ったのです。
それが、2人の恋人が結ばれなかった悲劇の理由となってます。
とてもとても良く出来た映画でした。
絶対、皆に見てほしい映画だと思いました。
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