関電事件を見ていると、東映時代劇を見ているようだ❕

「資金の還流」とも言える関電の賄賂？事件を見て思ったのは、福井県高浜町の人は今だに江戸時代のままなのだと言う事が良く分かりました。

町の森山助役から届けられた菓子折りを開いてみると、菓子の下から札束や金貨が出てきた！と言うでは無いですか　まるで悪代官へ金を送る悪徳商人宜しく時代がかった事をするものです。

『越前屋、お前もワルよのう』

と言うシーンを何度も見てきた私には、不快感と同時に笑えて来ました。

更に、テレビカメラの前で言い訳をする、関電の重役共の欲呆けたアホ面を見て、天下に名立たる大企業の経営陣の何と公徳心の無い事か　何と品性下劣な人々か　私は斯う言う人が経営する会社から高い金を払って「電機」を買って居たのか！本当に腹立たしい限りである。

まぁねぇ、私の現役時代から既に会社の重役連中と言う物は、ふんぞり返っているけれど、社内遊泳術に長けていただけで、自分に媚び諂う奴だけを重用する馬鹿が多い　とは分かって居たけれど、同じ一部上場会社でも、国家のエネルギィを供給する電力会社とも成れば、一段上の、知、徳、仁、を備えた人間であろうと勝手に想像していた。

ところが今回の事件で、如何して、如何して、彼らも似たり寄ったりの愚劣な人間集団であった事が分かり、この処の「日本経済の低迷も誠にムベなる哉」と、悲しい納得をさせられた次第です。

此れからの日本は如何成るのでしょうか？　益々国の品格や国力が低下するのでしょうか？　若しくは、若い世代が『此れでは成らじ』と奮起して、日本を立て直して行くのか？　普通なら、老い先短い私としては、「後は、野と成れ、山と成れ」であるが、そうも言って居れない此の頃の日本で有ります。