mixiユーザー(id:4295383)

2019年10月04日02:04

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かつて子供の頃に拝み屋さんと言う方が居てはりました

各家で持ち回りなのかなあ、

年に一度拝み役のの女性が拝みに来てくれはるんです。

その時は御近所さんが沢山集まって、
神様にお供えするお料理や、
護摩を焚く時に吊り下げる切り紙を用意したり、
朝から大変なんです。

神さんはお稲荷さんなんですけどね、

各家を守るお稲荷さんには名前がついていて、
我が家は『白玉さん』って名前やったかなあ。

拝み屋さんの女性が護摩に向かって祈って下ろしてくれはるんです。
憑依ってやつでしょうか、

そしてその方に聞きはるんです、
家を触る(改築の事です)んですがいつが宜しいか、
とか、
田植えするのに何時がええんですか、
とか聞いていたんじゃないかと思います。
ようするに占いですよね。
みんな順番に違う名前のお稲荷さんを降ろして貰って、
それぞれ聞きたいことを言ってその返事を聞くんです。

お供えの料理はお稲荷さんなので、
油揚げに炊き込みご飯を挟んだのやら、
ヒジキの煮物やら、
コンニャクの煮物やらあってねえ。

そうそう、
オコワのお握りは変わった形でした、
色が赤かったから赤飯やったかもしれません。
上から見たらまん丸で、
横から見たら上部が小さくて、
下部が太く作られていて、
他で見たことないなあ。
そう、瓢箪みたいな形になってましたねえ。

部屋の真ん中で護摩を焚かれるのですが、
吊った紙はもちろん天井も燃えたりしないんです。
子供心に凄いなあと神がかり的に見てましたよ。
他の地域でも奉るのでしょうかね。
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