みなとみらいの一角で毎年開催されるよさこい祭りの横浜ヴァージョンに今年も
行って参りましたが、マエストロ・ホリヤン指揮のアニモKAWASAKIのコンサートと
重なってしまいましたので、ハマこいの方は小一時間に収めて
そもそもこの暑さですから、端から終いまでなどとても無理です
歌舞音曲は婦女子のするものと相場が決まっているらしく、殆どの団体が女性
主体ですが、純然たる野郎によるもの、あるいは男の子が混じっているものなど
たまたま本日拝見したものはショタコンのワタシをいたく喜ばせました
3団体の動画を撮影したものをYouTubeにアップしましたのでご覧ください↓
ほどよいところでみなとみらい線〜東海道線で川崎に移動
畏友堀俊輔君指揮のアニモKAWASAKIにより演奏会形式でのトゥーランドット
全曲演奏会です(演出は鵜山君ではありませんでした)
前売り発売の情報を見逃しておりましたので、ワタシが入手したのは通路寄りでは
ありませんでしたが、それに拘らなければ初めて足を踏み入れる2CAブロック
舞台がすぐ目の前にある席でした
ホリヤンは豆タンク体型が渾身の力で指揮する正統的なもの
合唱団の演奏会でオペラ?と思っておりましたが、合唱とオーケストラがシンフォ
ニックに一体化する、あたかもオラトリオのような印象でした
もちろんソリストも中々の力量で、ホリヤンの統率力の元、迫力満点の演奏でした
プッチーニのオペラの中の合唱曲というと、単独で採り上げられるものはないの
ですが、むしろこのトゥーランドットは合唱部分をコンサートピースとして抜粋するの
ではなく、このような独唱付きのシアター作品として演奏されるのもアリだと思います
第3幕のリューの自害の場のあと、ホリヤンは一度パウゼを取りました
それはプッチーニが完成した最後の部分で、初演の時トスカニーニはここでタクトを
置いたのですが、それを再現したのだと思います(憎いですね)
良い演奏会でした
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