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2019年08月31日19:11

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無言歌は続く

 人参の種をまいたり トマトの収穫に ひたすらの草取り 刈り払い機で大きな草をなぎ倒して 小さな鎌でひたすら草を取る 途中で食べるスイカの美味しいことよ

 今宵の音楽は モーツアルト 交響曲第25番・第29番・第35番
 ブルーノ・ワルター指揮
 ニューヨーク・フィルハーモニック コロンビア交響楽団
 18歳で書き上げた第25番 ロココ風のギャラント様式による第29番 祝祭的な響きを持つ第35番「ハフナー」という性格の異なる3曲 曲の持つ美しさを十分に描き出している
 
 天才で目覚め 天才のままで死んでいったモーツアルト ユーモアがあって愉快で 人付き合いもよく金の使い方も荒いけれど 誰もが認める音楽の才能 わたしも脱帽だが モーツアルト君 君とは友達にはなれない モーツアルトの演奏におけるワルター ワルターに始まりワルターに終わると云ふ 私にはそこまでわからない 25番の暗澹たる気分はどうだ 私の愛聴する交響曲だ スタンダールは モーツアルトを評して

 芸術家としては 幼い頃から最高の進歩を遂げていた同じ人が 人生の他の全ての点においては 常に子供のままだった

 純真であった

 今宵二枚目は オリジナル原盤による歌謡大全集 三枚目B面

 B1 春日八郎* お富さん B2 津村謙, 吉岡妙子 あなたと共に
 B3 林伊佐緒* 高原の宿 B4 三橋美智也* おんな船頭唄
 B5 大津美子 東京アンナ B6 春日八郎* 別れの一本杉
 B7 三橋美智也* リンゴ村から 半分くらい知っているか
 
 午後もひたすら草取り クサ クサ 草 ひたすら抜いて抜いて 3時には終了 のんびりお茶とスイカを食べる 4時前に蜂屋さんが着たのでお手伝い 竹山の二つと裏の三つの敷板の交換 スムシが一つだけいたようだ

 八月も終わるか ポードレールが死んだ 明治維新の前年1867年の今日 本棚にある一冊の本を手に取る 「パリの憂愁」 ポードレールとその時代 河盛好蔵 著 河出書房新社
 
 詩の天職こそ偉大である!
 陽気なものにせよ 悲しげなものにせよ つねに詩は自らのうちに 理想を追う神の如き性格を持っている 詩は事実に異をたてることを止めない さもなくば滅びるの他はないのだ 牢獄で 詩は暴動になる 病院の窓辺で 詩は平癒の燃ゆる希望だ 痛んだ不潔な屋根裏の部屋で 詩は仙女のように 豪奢に優雅に身を飾る 詩は単に確認するだけではない 
 たてなおすのだ どこでも詩は不正の否定になる

 名曲喫茶 と云ふのを聞いたことがあるが 名曲居酒屋 とか 名曲バーとかは聞いたことがない お酒を飲んで楽しむ場所があってもいいと思うが なぜないのだろう クラシックを聴くとき肩に力が入りすぎるのだろうか 一杯飲みながらオペラを聴くのも悪くはない
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