mixiユーザー(id:12669625)

2019年08月31日14:05

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映画日誌「 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

 いかにもクエンティン・タランティーノらしい、ストーリーとは直接関係ないような描写が延々と続いたりする世界で観る側は翻弄させられる。
 それでも、要所要所で得意のバイオレンスアクションも織り込んだりしているので、何とか3時間の長丁場も耐えられるか…。
 落ち目となったハリウッド俳優の人間ドラマを期待して観れば、ただ戸惑うばかりで、むしろタランティーノの個人的な60年代のハリウッドに対する郷愁がメインと言った感じで、ブルース・リーのグリーン・ホーネットやFBIといった、かつての人気テレビドラマ、また大脱走の映画など、60年代のアメリカのドラマを知っている世代からすれば、結構面白く観ることができるかもしれない。
 ロマン・ポランスキーの妻を襲った衝撃的な事件も今ではあまり知られていないことだが、最後近く、ドキュメント的に事件の描写が観られるのでは?と思ったらやや肩透かしの感じで、タランティーノ流の解釈に対しては賛否両論で意見が分かれるかな?
★58点
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