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2019年08月27日23:35

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乗鞍のチャンピオンクラスとDクラスの違い!

■乗鞍のチャンピオンクラスとDクラスの違い!

乗鞍のヒルクライムコースは距離が20、5km、勾配は4%から8%っが多く、チャンピオンクラスはかなり接近した密集での走りとなって、終盤にバラバラになって少人数の秒差で決着している。チャンピオンクラスが56分台から58分台で優勝している。

Dクラスの優勝は62分で優勝している。この2クラスの走りを比較すると、もっとも違うのは集団の密度とケイデンスだった。チャンピオンクラスの選手は90回転から110回転近くで、ドラフティングして走ってきて、250ワットから、時々400ワット発揮してトップグループをキープしている。

チャンピオンクラスの選手は、高いレベルの有酸素運動と無酸素運動のミックス状態で、高いケイデンスをキープして、4%から8%の前半から中盤の区間では、時速25kmから30kmで走っている。上りでもドラフティングの効果があるスピードだから、密集で走っているのだ。

空気の薄さを感じるという、背の高い木がなくなる、森林限界付近から傾斜は3%から4%くらいに緩くなっているが、それまでの疲労だけではなく、酸素の薄さが原因で有酸素運動能力が低下して、踏み込めなくなって、スピードは20km前後に落ちている。発揮できるパワーも250ワット前後になっている。

Dクラスのケイデンスは72回転から80回転くらいと、チャンピオンクラスより低い。これは何を意味しているかと言えば、踏み込み重視のペダリングになって、乳酸が発生しやすい状態で、時速20kmから25kmで走っている。乳酸を発生させやすいペダリングだ。終盤には時速17kmくらいまで低下している。

ケイデンスも80回転以下になって、パワーも150ワットから200ワットになっている。より乳酸を発生させやすい走りで、乳酸値が上昇してくる後半には、血液中の乳酸の濃度が上昇したり、酸素濃度が低下するので、脚を動かすのが辛くなりスピード低下の傾向がある。

250ワット以上を1時間キープできて、必要なら400ワットくらいを発揮できる、筋力や有酸素運動能力の向上。無酸素運動で乳酸が発生してもそれに耐えてペダリングを続けられる、耐乳酸性の向上。そして、上死点近くでの軽く引き上げる、踏み込む足をフォーローする、トルク変動の小さいペダリングのテクニックや、高いケイデンスはかなり重要なポイントだと思う。


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