ようやく雨が降ったので 人参の種まき 本当はもう終へていないとけないのだが 雨が降らんでは種まきもできない 普通に育つ人参に 京人参 紫の人参に黄色い人参 とりあえず半分撒く 蜂屋さんが来てアイスクリームをご馳走になる 暑い時にはうまし
今宵の音楽は マーラー：交響曲第9番 ニ長調
演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: レナード・バーンスタイン 1979年10月のこと FM放送で聞いたような気もする
どんな演奏をするのかという意味での９番の捉え方は一般に
第1楽章: アンダンテ・コモド
第2楽章: おだやかなレントラー風のテンポで
いくぶん歩くように そして きわめて粗野に
第3楽章: ロンド〜ブルレスケ アレグロ・アッサイ きわめて反抗的に
第4楽章: アダージョ きわめてゆっくりと さらに控えめに わかる人にはわかるがわからん人にはわからん 私は後者である
今宵三枚目はレコード オリジナル原盤による歌謡大全集 一枚目 B面
B1 樋口静雄* チンライ節 B2 塩まさる* 母子船頭唄
B3 児玉好雄, 三門順子 愛馬行
B4 岡晴夫 上海の花売娘 B5 岡晴夫 港シャンソン
B6 永田絃次郎*, 長門美保* 出征兵士を送る歌
B7 松島詩子 上海の踊り子
遠くで雷鳴が聞こえる どこかで雨が降り雷鳴が轟いているか 人参の播種は午後も続き のち 草取りにキュウリの収穫 3時には仕事を終へる スイカとお茶を飲みながらのんびりだ 夕飯に残り物 しゅうまい一人一つ 煮豚 名刺の半分くらいを半分ずつ レバニラ一人二枚 サラダ 塩辛3切れほど ご飯冷やしる これが一番うまい 自分で作るひや汁は特別美味しいと感じる 作り方は簡単だ シソの葉赤緑かく二、三枚にミョウガひとつにネギを刻んで ごまを一人10グラム すり鉢で当てて味噌と醤油 やはり10グラムくらいかな いつも適当 そこへキュウリのすりおろしとスライスしたキュウリを凍らせたものを入れて攪拌して出来上がり 冷蔵庫で冷やすとかなり美味しくなる 昼に食べるときは冷や麦を茹でていただく 夜は冷たい味噌汁みたいな感じ
井上靖の「夏草冬濤」を読了 文庫700ページ すんなりと読めたな 同時並行の「北の海」も 8割ほど進む 夜本を読むには良い季節だ 窓は網戸だけで過ごしている 良い風が入る 昼は夏だが 夜になると
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
といった具合に 知らないうちに秋の気配が漂うことを昔の日本人は見事に捉えた 何百年の星霜を経ても 変わらぬ風景がまだあるのか といふ思いがする 虫の音にマーラーはよく似合うようだ
映画「ジャイアンツ」 今朝夢に見た 牧場の美しい娘レスリーと 牧童の会話 とかくと普通に見えるが エリザベス・テーラーとジェームス・ディーンの会話と書けば印象も違う
テイラー お金が全てじゃないわ
ディーン 持っている人はそう言うんです
なるほど 面白い 持つ者と持たざる者 隔てられた壁はいつの時代にもあるようだ なんかの本で似たような話を覚えているが 金持ちが お金だけでは幸せにはなれない と言ったら 誰かが じゃそのお金を私にください といったような感じだったかな 返し方も見事である
美しい聖書の言葉
なんぢら信仰の弱き者を容れよ その思ふところを詰（なじ）るな
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