無言歌は続く

　今朝は8時に親戚がやってきた　我が家的には早い時間とは言わない　といふことで私もお出かけ　しかし一旦戻る　お金を入れた袋が見当たらん　と云ふことで　探して無事に再びの出発　今日1日で二桁を回る予定　みんな冷たい飲み物を出してくれる　が　一件だけ　暖かなコーヒーが出てきた　10件よると10杯の水分を取ることになる　

　今宵の音楽は　マーラー　交響曲第10番嬰へ短調より”アダージョ”
　指揮：ロリン・マゼール
　ウィーンフィルハーモニー管弦楽団　　録音場所によって演奏も少し変わるようだ

　今宵二枚目は　リスト/巡礼の年:第2年「イタリア」
　 1. 婚礼*巡礼の年・第2年「イタリア」
2. もの思いに沈む人*巡礼の年・第2年「イタリア」
3. サルバトール・ローザのカンツォネッタ*巡礼の年・第2年「イタリア」
4. ペトラルカのソネット第47番*巡礼の年・第2年「イタリア」
5. ペトラルカのソネット第104番*巡礼の年・第2年「イタリア」
6. ペトラルカのソネット第123番*巡礼の年・第2年「イタリア」
7. ダンテを読んで*巡礼の年・第2年「イタリア」
　演奏はアルフレード・ブレンデル　知的な演奏と云ふものがあると思われる　リスト自身も無節操に聴いて欲しくはない　と云ふようなことを残している　1年　2年　3年　どれも好きだな　「ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲〜」は　「ダンテ・ソナタ」とも呼ばれ　約１７分くらいかかるちょっと重い演奏　かなり演奏が難しい　標題自体はユーゴーの詩集「内なる声」の中の一篇からで　ダンテの「神曲」より「地獄篇」のすさまじい情景を幻想的に描いている　なんかの本で「神曲への序説」と云ふ題を見たような気がする

　今宵三枚目は　琵琶　静寂0デシベル　レコードでは再現できない音かもしれない

　昼に百歩ラーメンを食べる　最近のラーメン店ではお気に入りだ　スープは薄め　たまに行くので顔を覚えているようだ　食べ終わると土砂降り　雨宿りをしているとお店の人が傘を貸してくれた　のち　数軒を回って帰宅　訪問客も数人と対面雑談　お寺から坊さんが来てお経を唱えて帰っていった　急ぐらしく恐ろしく早い読経であった　「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」などは「神曲」の内容を知らんと　本当の意味で映画を理解することはできないものであろう　ヨーロッパやキリスト教を理解するに避けて通れぬ物語である

　雨が降ったので　人参でも撒くとしよう普通の人参に京人参　紫の人参に黄色い人参　また楽しきかな
　さて概ねみんな来たがまだ来ない人もいる　明日もある　久しぶりに見る顔もあれがよく見る顔もある　人生いろいろだ