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2019年06月25日00:06

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懐かしのヒット・ポップスCD−R 50〜60年代編

 友人のリクエストに応じて久しぶりにオールディーズのCD−Rを作ってみた。

 古くは50年代半ばにヒットした「ロック・アラウンド・ザ・クロック」から、新しい!ところでは70年にマンダムのCMソングとしてアメリカで作られた「男の世界」まで27曲。

 以下がその27曲。殆どがアメリカ産だがヨーロッパ産も数曲。あの頃のラジオを通して流れるヒット・ポップスは日本の曲以外すべて洋楽と呼ばれ一緒くただった。言葉もリズムもさまざま、それゆえ本当に心に残る音楽だけが電波に乗ったと言って良い。

 それでは27曲を以下に。

 1 マイ・ホーム・タウン/ポール・アンカ

 2 カレンダー・ガール/ニール・セダカ

 3 あなたのとりこ/シルヴィ・バルタン

 4 ふたりのシーズン/ゾンビーズ

 5 スタンド・バイ・ミー/ベン・E・キング

 6 男が女を愛する時/パーシー・スレッジ

 7 悲しき街角/デル・シャノン

 8 サイレンス・イズ・ゴールデン/トレメローズ

 9 リバティ・バランスを射った男/ジーン・ピットニー

10 リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア/フォー・トップス

11 ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ/ダイアナ・ロス&シュープリームズ

12 ミスター・ロンリー/ボビー・ヴィントン

13 この胸のときめきを/ダスティ・スプリングフィールド

14 夢のカリフォルニア/ママス&パパス

15 悲しき雨音/カスケイズ

16 花のサンフランシスコ/スコット・マッケンジー

17 サウンド・オブ・サイレンス/サイモンとガーファンクル

18 ドンナ・ドンナ/ジョーン・バエズ

19 悲しき16歳/ケーシー・リンデン

20 月影のナポリ/ミーナ

21 ペピート/ロス・マチュカンボス

22 ジョニー・エンジェル/シェリーフェブレー

23 レモンのキッス/ナンシー・シナトラ

24 ドリーム・ラヴァー/ボビー・ダーリン

25 ロック・アラウンド・ザ・クラック/ビル・ヘイリーと彼のコメッツ

26 片目のジャック/ジョニー・バーネット

27 男の世界/ジェリー・ウォーレス


 「マイ・ホーム・タウン」を歌うポール・アンカが来日したのは17歳の時、すでにアメリカでも日本でもヒット曲を連発しアイドル歌手の頂点にいた。

 また同じ頃、自作の曲が次々にヒットしていたニール・セダカは、元々クラシックのピアノ演奏家を目指し、チャイコフスキー・コンクールにアメリカ代表としてノミネートされていたほどの逸材。学生の頃lたまたま他の歌手に書いた曲が好評でポップスのソングライターに転身。ことのついでに自分でも歌うようになったという変わり種だ。

 「ミスター・ロンリー」は私のようなムード音楽オタクには、FM番組「ジェットストリーム」のテーマ音楽に使われたフランク・プゥルセルの演奏で有名だが、元々はボビー・ヴィントンが放った失恋ソングだった。

 フォーク・デュオのサイモンとガーファンクルは自作自演でヒットを重ねていて、この「サウンド・オブ・サイレンス」もその一つだった。ギターのみの伴奏で歌われるオリジナルに、大胆にも派手なエレキ・ギターとドラムスを後から加えるというレコード会社の英断?で世界的なヒット曲に仕上がった。

 「ジョニー・エンジェル」の一発ヒットで知られるシェリーフェブレーは、日本でも放映され好評だったテレビ・ドラマ・シリーズ「うちのママは世界一」で長女役を演じ全米の人気者になった。そこで歌も歌わせたらどうか…という結果が先のヒット曲だ。

 ナンシー・シナトラの日本での初ヒット曲「レモンの・キッス」は本国アメリカでは全くヒットしなかった。この曲、クラシック・ファンにはお馴染みポンキェルリ作曲のオペラ「ラ・ジョコンダ」の中の「時の踊り」からメロディーを拝借したものだ。

 70年に大ヒットした「男の世界」は男性用化粧品マンダムのTVCMソング。チャールズ・ブロンソンを起用し、作詞作曲をアメリカのライターに委嘱、当時盛りを過ぎていたジェリー・ウォーレスに歌わせたところ思いもかけないヒットとなり、社名まで丹頂からマンダムに変えてしまった。
















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