京成ローザで観てきた。
初日だがレイトの最終上映だったので、比較的空いていた。
1話からずいぶんと間があいたが、映画館でも複数回見ているし、幸いAmazonプライムで配信されたので、5回ぐらい見てから行ったので普通に続きを見る感じで見られた。
面白い。
1時間の作品だが、構成と演出の妙で2時間近い体感時間があって、ものすごくお得感。自由学園との試合が終わって時計を確認して、「ええっ!? まだ始まってこれだけしか経ってないの? 嘘だろ? 1話の説明もあったのに?」と愕然とした。短いやり取りやシーンで複雑な展開を印象的に見せているのと、見ているこっち側のここまでの積み重ねとの相乗効果だとは思うが、本当にすごい。その点においては、アベンジャーズよりもすごいかもしれん。
と、思った。
ここからは、細かいことに触れるので、ネタバレを避けたい人は見ないで。
前半は自由学園への反撃パートなわけだが、なるほど〜な作戦と展開。
もともと仲違いしてた(それをわからせるやりとりが最高に笑う)から自業自得とはいえ、簡単にだまされて自滅していく自由学園が可哀想でならない。つい、肩入れしたくなっちゃう。マリーの一喝で立ち直ったあとの善戦もたまらないが、こうなっちゃうと大洗には勝てないよなあ。
で、ここからは大洗町の宣伝かよっ──というようなシーンが連発する戦いの合間のパートなんだが、これも実に無駄がない。大洗のポイント見せつつストーリーの大事な部分も見せていく展開に感心させられる。桃の家とか、お好み焼き屋とか……。
ただ気になったのは、先輩の家の話や進学の大変そうなことを話している横で、党の先輩もプリント作っていたとこ。あれは、ちょっとどうなんだ?
そして、各校のチラッとだけど一回戦の様子がまた楽しい。相手高校の設定とかあんまり知らない私が見てもね。
ただ、最終章は、大洗がトーナメント表にいたたけの未登場チームと次々に戦うのかな〜なんて思っていたから、ここからは見知ったチームのどこかと対戦するだけなのか〜とちょっと残念には思った。自由学園のあの健闘ぶりを見たら余計にだ。でも、そうなると大変だろうなあというのはわかる。でも勿体ない。最終章だから、他の学園は二度とアニメでは見られないんだろうしなあ。
そして、知波単の善戦っぷりは最高だった。いいなあ。しかも、馬鹿さ加減は失われずに。素晴らしい。
あの出来を考えると、今後も見知ったチームとの戦いがどう描かれるのか楽しみだ。
今後も、前の話の後半戦と次の試合の前半戦──という構成になるのかな。
次に当たるのは確かサンダースと継続の勝ったほうだったと思うが、そうなるとサンダースは負けちゃうのかな? 戦ったことないとことの試合が見たいし。
その後は黒森峰と再戦かあるいは、まだ一度も勝ててないグロリアーナについに勝つか……いや、あれ、まてよ。トーナメント表を憶え切れてないや。
もう一回観に行くかなあ……。
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