まずは苦言を…。
オリジナルの「ゴジラ」一作目では、ゴジラは核兵器の暗喩でした。
ゴジラ=核兵器の怖さを描いていたんですよね。
作中で、弱ったゴジラに「喝を入れる」為に、核兵器を使う演出に違和感がある。
ゴジラの復活という目的の為なら、核兵器の使用も厭わないというところは、米軍が広島や長崎での原爆投下を正当化した主張と同じ。
「ゴジラ」のテーマや暗喩を、作り手は分かっているのか?知っていて、やっているのか?
そこのところだけ、引っかかっていました。
「喝の入れすぎ」には不覚にも笑ってしまいましたが…w
作中で登場する女性やテロリストの主張は、「ガイア理論」と言って、カルト的な環境保護団体がよく使う手法。信じちゃダメですよw
作品を見た時、劇場の150席のほぼ全てが老若男女で埋め尽くされていました。
上映開始直後の、劇場の空気を震わせるゴジラの咆哮に、観客全員が呆然!
「こいつは絶対、倒せないだろう⁈」と思わされるキングギドラには、ただただ唖然とさせられた!
ギドラの元になったヤマタノオロチを豊富とさせられます。
ボストン上空を低空で飛ぶラドンの演出の迫力!
翼の羽ばたきによる衝撃波で、街中のクルマや人が吹き飛ばされる演出が凄い。
この作品、最近では珍しく、3Dや4DXの上映が無いんですよ。
映画館の広いスクリーンと良い音響だけあれば、「娯楽映画」の楽しさを堪能できるでしょ?という製作者の意気込みが伝わってきます。
渡辺謙演じる博士に泣いた…。
深海にある、海底宮殿の壁画にチラッとカタカナで「ゴジラ」と書いていたのは笑ったw
面白かったw
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