乱暴に聞こえるかもしれませんが駄目な子どもはどこにでもいます。この言葉以外に適当な言葉が見当たらないのですが、メールやライン・SNSなど未成年の子供の振る舞い、未成年の親に罪の意識がないし、一般の方に比べ罪の意識が乏しいように思えます。
忍耐には強弱の個人差があり、また、欲求の内容や状況、本人の健康状態などによっても左右されます。キレやすい子供、「あの人はキレると何をしでかすか分からない」といわれる人は、とても忍耐力が低いと言えるでしょう。
このような子供が、キレると暴力をふるう場合、普段はおとなしく、いじめられているタイプが多いといいます。忍耐は、幼児期の躾や社会環境によって形成されるといわれています。感情を強く抑圧しつづけていると、欲求不満がたまってきます。
我慢できない状態になると、忍耐の域を越えて、衝動的、爆発的な行動を引き起こします。親から暴力を受けている子供が、自分より弱い子供をいじめるのもその一例です。我々は人間です。動物とは違い人間は言葉を持っています。
子供を躾るときにはその理由を子供がその時、理解できなくとも繰り返し、説明し続けると同時に、躾を刷り込んでいくのは親の役目でしょう。「いけないこと」「やってはならないこと」を確実に教え込む、基本的なことを諦めずに繰り返し、教え諭していく連続が、親の責務なのです。
親となってしまったおとなでその基本的な社会性が欠落しているものを置き去りにはせず、注意しながら周りが教えていくのも必要なのですが、このSNS等の傍若無人な一部不届き者の駄目な子供のおかけで真面目に、勉強しよう、人間関係を学ぼうとする未成年の子供までもが同類と見られてしまうのがかわいそうでならないのです。
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