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2019年05月03日21:27

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映画「主戦場」を見る

話題の映画、「主戦場」を見た。
(十三、第七芸術劇場)

映画『主戦場』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=SQq5LvhMi1o
公式サイト
http://www.shusenjo.jp/

従軍慰安婦について、当事者、歴史研究家、日本の右翼らに
意見を聞き、それらを対立させる。
特に、日本の右派たちの意見を、
慰安婦団体代表者、日本の運動家、歴史研究者たちが
否定し、正していくのは、実にスリリングだ。
映画の内容を書くことはできないが、
興味のある人はぜひ観てほしい。

この映画の中で、気になったことがある。

櫻井よしこ
「日本軍がこんなことをするはずがないということは、もう、
すぐにわたくしは直感しました」

杉田水脈
「日本人がそんな、強制連行なんてするはずないよね」

これ、おかしくないだろうか?
櫻井氏はもう、相当の年齢のはずだし、杉田氏は50代だ。

バブル全盛期、日本人が
「売春ツアー」と称して、東南アジアを旅行したことが
大きな問題となったし、、
日本へ出稼ぎに来ていた東南アジアの女性
(通称「ジャパゆきさん」)たちも
日本人男性のいやらしさを口にしていた。

このことを櫻井氏や杉田氏が知らないはずがない。
彼女たちの意見はおかしいと思う。
たぶん、彼女たちの意見には、
「日本人は潔癖で優秀」という思いが
前提としてあるのだろうが
そういう思い込みで慰安婦問題を語るのは
控え目に言っても、どうかと思う。

この映画の監督は、日系アメリカ人であり、
制作国はアメリカである。
間違いなく、日本ではこの映画は制作できなかっただろう。
アメリカには映画製作の自由があり、日本にはない。
そのことを、我々は真剣に考えるべきではないだろうか?

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